Q:

青田夢結

Q:

なんでひとりのときは、

ふたりが羨ましく見えるのかな


なんでふたりとか、さんにんのときは

ひとりになりたいって、おもうのかな


ひとりじゃなくて、ふたりがいいはずなのに

ふたりになることを諦めてるのかな


ふたりじゃ傷ついちゃうときもあるけど

ひとりだとただ寂しいだけ


だれとも関わりたくなくて

それでも暖かさがほしくて

それを手に入れる努力はしない


そんな中途半端のまま、

過去の、未来の「もしi f」にすがりながら

ずっと生きていくのかな


死ぬ間際になったら

「一人ぼっちの人生だった」って

思いながら、悔やみながら

暗い、暗い場所に行っちゃうのかな


異世界転生なんてあるわけない

青春の頃に戻れることもない

その中で過ごしていても

一歩も踏み出せずにいた


それは、わたし自身のせいだったのに




ねぇ、おしえて


わたしあなたはどうすればいいの......かな

どうすれば、後悔せずに生きれるのかな

どうやったら――

































さいごに、「しあわせだった」って、わらえてたのかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Q: 青田夢結 @ikura_yume

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説