第3話 パイナップルは鈍器です。

私は森のエルフの娘、敬愛するアニキこと、村人Aに連れられて、森の賢者さんに会いに来ました。

それは、アニキが、私のお母さんの、おっぱいを合法的に揉む方法を教えて貰うためです。

自分で言ってて、サッパリ意味がわかりません。


村人Aこと、アニキが、森の賢者に、人妻エルフの乳を合法的に、揉む方法を授けてもらうために、森の賢者の、違法建築屋敷に不法侵入し、器物破損を秒でこなして、息を吸って吐く様な、スムーズさで、お土産のオレンジを森の賢者の渇いたハートに叩きこむ。

それを賢者は、片手で軽く受け止め、握り潰す、マーライオン。

そしてそこには、爽やかなオレンジの香りが漂い始めた。

今、私の目の前で行われた行為を軽く文章で表しましたが、やはり意味不明な事は何にも変わりません。

そして、先程からアニキと森の賢者さんは、謎の行動を繰り返すばかりで私の存在を一切無視している事に悲しい気持ちになります。


そして、本題の人妻エルフの乳を合法的に揉む方法て一体、何ですか?何故、男の人はそんなくだらない事でこうも、無駄に盛り上がる事ができるのでしょうか?

そんなにおっぱいを揉みたいなら私ので、

よければいくらでも揉ませてあげるのに。

そうアニキに言ったら。

「貧乳に用は無い!そして、俺はロリコンでは無い!」

だそうです。

それを聞いた、私のハートは、すっかりダークサイドに堕ちて、ハイエルフからダークエルフに、属性チェンジしてしまいました。

気持ちだけ。

ちなみにアニキ、と呼んではいますが私の方が歳上です。


そして、この意味不明空間、ダークネスゾーンより遥かに大きな問題を、私は心の深淵に抱えて悶え苦しんでいるのです。

私は、それを森の賢者さんに相談に来たのです。


私は、この意味不明空間を、生み出す特殊スキルを持つ異能変異体こと、アニキに、恋をしているのです。

私は何故、こんなおバカ果汁100%の人間の事を好きなのか?否、愛してしまったのか?

それを知りたくて、森の賢者メンタルクリニックを受診しに来たのに、先程からこの2人の異能力バトル空間に飲み込まれて、更には存在の一切をガン無視され続けているのです。

今の私の心情を、文章で表すならば。

純情乙女のハートを、コンクリートミキサーで粉々に砕いたら、キラキラ光るパウダースノウのゲレンデで2人の恋が急転直下に株価が乱高下状態、寿司屋でラーメン頼んだら、普通に出て来てオーマイガー状態です。

最近の回転お寿司屋さんは、メニューが豊富で素敵です。


アニキの影響か、最近、私の思考も語彙力過多の肩ロース状態で、思考が常に片翼の堕天

降臨ヘブン状態なのです。


そんな、乙女の純情モヤモヤを、何とかしたくてこんなところまで、自宅のある村から徒歩で約、30分。

森の賢者メンタルクリニックに来たのに、話が一向に進まないストレス緩和と物語を進める為に私は、森の賢者さんへの供物、もとい、お土産のフルーツ籠の中からパイナップルを取り出して、アニキの後頭部にフルスイングして話を進める事にするのでした。


つづく

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賢者と学ぶ、エルフの乳を揉む方法 疾風の刃 @sixtupunoyaiba

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