決闘を終えて
決闘終了後。
再びバーバラ様が再び登場。
顔は完全に不機嫌です。
僕は悪くないと思いますよ。
オチョロイ伯爵とゲレーロはいない。
まぁ、ゲレーロは気絶してたから無理だよね。
バーバラ
「アキラ、
約束通り、カミラ嬢はお前に渡そう。
そして、敗北したゲレーロには後日敗者の罰が執り行われる。
日程は決まり次第、公示する。
以上です。」
バーバラ様は不機嫌そうに去っていった。
続いて、僕らも控え室に戻った。
アイラ
「あの程度で私たちに挑むとはな。」
マユラ
「世の中的には強い人たちだったんだろうけど、アキラ君の周囲じゃ通用しないよね。」
テレサ
「暴れ足りないな。」
そんな話をしていると、観客席にいたメンバーが入ってきた。
カミラ
「アキラ様、ありがとうございました。」
僕
「みんなで掴んだ勝利だね。」
カミラ
「そうですね。
みなさん、ありがとうございました。
おかげでこれからも一緒に働けます。」
アリエッタ
「カミラがいなくなるとお店の戦力ダウンだからね。」
エマ
「これで一件落着ですね~。」
みんなでわいわいしゃべっていると、ペネロペ様もやってきた。
ペネロペ
「お疲れさまでした。
無事に勝てて良かったですわ。」
僕
「ペネロペ様のサポートには感謝してます。」
ペネロペ
「お上手ね。
私がサポートしなくても楽々勝てたでしょ。」
僕
「気持ちの問題です。
嬉しいものは嬉しいですよ。」
ペネロペ
「とりあえず、当面は静かになると思います。ゲレーロは勘当でしょう。
オチョロイ伯爵は火消しに追われるでしょうし、バーバラ様のおかげでアキラ様が勝ったということになりましたから、あの人のプライドの高さを考えると、いきなりアキラ様と敵対するような行動はされないでしょう。」
僕
「それならいいんですけど。」
ペネロペ
「ただ、間違いなく目をつけられたとは思います。今後も注意は必要だと思いますよ。」
僕
「は~、やだな~。」
ペネロペ
「バーバラ様から嫌われている者同士、仲良くしましょ♪」
僕
「ペネロペ様、
なんか機嫌が良いですよね?」
ペネロペ
「バーバラ様が失敗したのが嬉しい訳ではないんですよ♪
私、アキラ様の完勝に賭けていたので、けっこうなお小遣いが手に入りましたの。
何に使おうか、楽しみですわ。」
間違いなく、
バーバラ様の失敗が嬉しいんだと思う。
なにせ、ペネロペ様は王族だし、お金には困ってないはずだからね。
僕らは片付けをして、控え室を出た。
今日、満腹亭と満面亭は臨時休業。
満月亭は夜なので、いつも通りの営業です。
なので、満腹亭と満面亭のメンバーで祝勝会を実施。
場所は満腹亭。
リィズとフィオ、それにチーランさんも参加して、料理を作ってくれた。
お酒もたっぷりあるからね。
大いに盛り上がりましたよ。
眠たくなった人から適当に抜けていくスタイル。
なお、夜遅くに満月亭のメンバーも参加してくれました。
モルトさんは自身もお酒を飲むから、おつまみを色々用意してくれた。
リィズとフィオはお酒を飲まないから、おつまみを作るのは無難なものになってしまう。
モルトさんは、
赤ワインにはこれ。
ウイスキーにはこれ。
ビールには、日本酒には、
とお酒をイメージしておつまみを用意してくれる。
お酒がどんどん進むね。
当のモルトさんは途中でダウン。
エリオさんに担がれて帰っていった。
最終的にはマユラさん、エマさん、チーランさんというメンツになりました。
僕も途中でギブアップ。
僕の感覚だと最強はエマさんだね。
どんだけ飲んでも雰囲気が変わらない。
マユラさんはたぶん明日はダウンだろな~。
完全にエマさんに付き合って飲み過ぎてたからね。
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