グルラの依頼達成

パエルモに戻った後は忙しいだよね。


デジーマのホンダ公爵のところを訪問。


ホンダ

「用意しておいたぞ。」


「有難うございます。」


ホンダ

「ちゃんと給料を出してくれるなら、どこでも働くと言っている。好きに使ってくれ。」



ちゃんと船大工を用意してくれてました。

2名です。

さすが公爵。

どうやって集めたのか聞くのはこわいけど。

まぁ、本人が納得しているならいいよね。


そのまま、ダンジョンマップで転移。

エルフの里からティモンまでは飛んで行く。

船大工さん達は目を白黒させてた。

僕の移動は馴れるまでは驚かれるんだよね。



グルラ

「速いな!

もう船大工を連れてきてくれたのか!?」


「ジャブル大陸の環境に馴れてないから、サポートしてあげてください。それと待遇もいい感じで。」


グルラ

「心配するな。

ティモンにはいない技術を持った職人だ。

厚遇するさ。」


「よろしくお願いします。

あっ、

それと、これ。

グルラさんに手紙です。」


グルラ

「誰からだ?」


「商人ギルドのグランドマスター、イーロンさんからです。」


グルラ

「商人ギルドのグランドマスター!?

いきなり一番上に話を通してくれたのか。

さすがだな。」


グルラさんが書状を読む。


グルラ

「最高の回答だ。

ジャブル大陸に支部を増やすことを約束してくれている。

そして、ティモンにある程度権限のある人物を派遣してくれるようだ。

これで、いちいち本部に確認しなくても、大概のことは現地で決済が出来るようになる。

これで商売がスムーズに出来るようになるぞ。」


「良かったですね。」


グルラ

「おいおい。

お前も共同出資者なんだ。

他人事じゃないぞ。」


「あんまり実感無いんだけど。」


グルラ

「まぁ、いいさ。

アキラのおかげで一気に進んだのは間違いない。

感謝してもしきれないぐらいだ。」


良かった。

これでジャブル大陸が変わっていくのかな?


グルラさんと少し話をして、僕はパエルモに帰りました。




そして、夕食にて。


「明日からツンドラ大陸のダンジョンに行ってくるね。」


アイラ

「ツンドラ大陸、、、

そんなところにダンジョンが?」


マユラ

「ツンドラ大陸ってどんなところなんですか?」


「寒いし、雪ばっかりで真っ白。

まだ細かく探索してないけど、すべてが氷に覆われてたね。

結界がなかったら寒過ぎて生活出来ないと思うよ。」


ルーシュ

「人はいなさそうですか?」


「う~ん、

まだ見てないな~。

さすがにいないんじゃない?

セントラル大陸の北限の街ノースポートでも白熊の獣人がギリギリの生活をしてたからね。あれよりも北には住めないと思うよ。」


リィズ

「ノースポートに泊まられたんですよね?

料理とかも食べたんですか?」


「食べたけど、

美味しさよりも栄養補給って感じかな。

マンモスの栄養を余すことなく摂取することだけを目的にしているみたいだね。」


フィオ

「スノーデン王国の料理はどうだったんですか?」


「ちょっと物足りない感じ。

おそらく、食糧も調味料も足りないのかな。

穀倉地帯を手に入れたから、今後は改善するかもって言ってたけど。。。

あっ、商人ギルドのグランドマスターからスノーデン王国に出店しないかって言われてるんだ。」


アリエッタ

「グランドマスター!?」


アイラ

「そんな相手に頼まれたのか?」


「そうなんだ。

Aランクにしてもらった時に頼まれて。」


マユラ

「Aランクになったの!?」


「なっちゃいました。」


ルーシュ

「さすがアキラ様。」


アイラ

「もう少し報告をください。」


えっと、、、

その後はお説教と報告漏れがないかの確認になりました。


「これからはちゃんと報告します。」

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