紹介します

今日のお鍋は豆乳鍋。

エビと豚からいい出汁が出ている。

美味しいね。


やっぱり、みんなで美味しい鍋を食べる。

最高の時間だね。


「じゃあ、改めて、

新しい従魔のベル。

ちょっと偉そうなとこがあるから、

調子に乗ってたら注意して。」


ベル

『偉大なる悪魔の王、ベルだ。

今はこんな姿だが、本当はもっと威厳に満ちた姿なのだ。』


「本当はむさ苦しいおじさんだったんだ。

今はかわいい子どもだけどね。

テイムしたら変わったんだ。」


マユラ

「もし見た目が変わらなかったら、どうするつもりだったのよ。

さすがにむさ苦しいおじさんは嫌よ。」


ベル

『むさ苦しいおじさんなどではない!

王と呼ぶに相応しい威厳ある姿だ。』


アイラ

「見た目は子どもだが、強い力を感じる。

ちゃんとアキラの言葉には従うんだな?」


「それは問題ないよ。

そうだ!

ガウやリンに教育係になってもらおう。

あっ、モンスターチームも集合して。」


僕の呼びかけにモンスターチームも集合する。


ベル

『なっ!?』


ドラ

『ちんちくりんだな。』


リン

『かわいい~』


ベル

『なんなんだ!

ここは!

なぜ、私と同格の存在が何体もいるんだ!

これだけの戦力、世界中どこを探してもないぞ!』


モンスターチームが集合すると、ベルが動揺した。


ゲコ

『そりゃ、お前が世間知らずなだけだ。』


ハナ

『・・・うるさい。』


ベル

『うぐっ』


『ガウ、ベルは400年も封印されてて今の時代の常識を知らないから、リンと一緒に教えてあげて。

ベルも言うことを聞くんだよ。』


ガウ

『承知した。』


リン

『オッケー。』


「明日からダンジョンに入るよ。

ボゥ以外は参加でいいかな?」


ドラ

『やったぜ!』


リン

『もちろん』


モンスターたちは基本的に戦闘が好きだ。

強い魔石が手に入るのも嬉しいみたいだけど、全力で暴れられるのがいいみたい。



「あっ、それとエルフの料理人のチーランさんって人がついて来たいって言ってるんだけど、うちで働かせてもいいかな?」


ルーシュ

「アキラ様が良いなら私たちは賛成です。」


リィズ

「エルフの料理人ですか!」


フィオ

「どんな料理を作られるのか楽しみです!」


アイラ

「なら、明日、コーラル商会に頼んで住む部屋を用意してもらおう。」


「アイラさん、ありがとうございます。

ついでにトマーシュさんにこれを渡してもらっていいですか。」


手に入れた美術品。

金を細工した置物を渡す。


アイラ

「なかなか高価そうな物だな。

わかった。

渡しておこう。」


「そうだ。

ジャブル大陸の野菜や果物の種や苗も手に入る予定なんだ。実験農場のミトさんにも鳥を飛ばして知らしておいてくれる?」


アリエッタ

「じゃあ、それは私がやっとくよ。

量とか種類とか伝えることある?」


「とりあえずで集めてもらっているから、どんな感じかわからないんだよね。」


アリエッタ

「わかった。

とりあえず状況は伝えとくよ。」


「今回はダンジョン入っている最中に種や苗が手に入って、ダンジョン攻略を終えてからエルフのチーランさんを連れてくる予定。」


ルーシュ

「お怪我のないようにお気をつけください。」


マユラ

「ハハハ、ないない。

アキラ君をケガさせられるようなモンスターが出てきたら世界的な大問題だよ。」


アイラ

「そうだな。

モンスターよりも、悪い人間に騙されないかの方が心配だな。」


ルーシュ

「ちょっと、ちゃかさないでください。」


「ありがとう。

心身共に健康に帰ってきます。

そうだ!

出し忘れてた。

みんなへのお土産。」


今回はペンダント。

花をモチーフにしている。

花の種類は僕にはよくわからない。

でも6人のイメージに合わせて選んでみました。


大好評でした。

お土産を喜んでもらえると嬉しいね。

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