海は広いな、大きいな

2日目。

今日は海を満喫するぞ!


みんなでビーチにやって来た。


「海底散歩に参加する人~?」


みんな

「「「は~い」」」


みんなが手を挙げた。


「じゃあ、行くよ。」


みんなを包むように結界を展開。

そのままゆっくり海中に入っていく。

いつもはスピード重視でぶっ飛ばすけど、今日はゆっくりと進んでいく。


スコット

「すご~い!」


シーラ

「海の中を走り回らないの!」


結界の中を走る子どもと叱るママ。

今回は広めに結界を展開しているから、少しぐらいは走れる。


モナ

「きれいな珊瑚」


南の海は美しい。

珊瑚礁はこっちに来ないと見られないからね。色とりどりの珊瑚にカラフルな魚たち。

時々モンスターもいるけど、結界の中には手出し出来ない。


水中散歩を楽しんだ後は昼ごはん。

ビーチの屋台で売ってる食べ物ってチープなのに美味しく感じちゃうよね。


昼からは砂浜で遊ぼう。

もちろん水着だ!

みんな、ありがとう!

うちはかわいい従業員がそろっているからね。ビーチでも注目の的だよ。


今回はエマさんとセリスさんの水着も披露。


エマさんはスタイル抜群。

出るとこ出て、しまるとこしまっている。

服を着ているとわかりにくいけど、なかなか破壊力がある。

破壊力抜群のスタイルにかわいらしいフリフリのついた水着がよく似合ってる。

ただし、エマさんの横ではエリオさんが殺人鬼みたいな顔で睨みを効かせているので、よほどの勇者以外は声をかけられないだろう。


セリスさんもスラッとした体。

きれいなくびれを披露してくれている。

本人は黒のウェットスーツみたいな水着を選ぼうとしていたけど、なぜかエロおやじみたいになっていたマユラさんがスタイリッシュな競泳選手が着るような水着に変えさせていた。

グッジョブだよ、マユラさん。



ビーチではビーチバレー対決を実施。

アイラさん、ルーシュさん、セリスさん、リィズのチームと、

マユラさん、アリエッタさん、エマさん、フィオのチーム。

普通は2対2だけど、細かいことは気にしない。

審判は僕がします。


なお、

モルトさん一家は家族で遊んでいる。お盆休みに海に家族旅行にきたパパって感じ。妻のシーラさんからは今まで仕事一筋で家族孝行するタイプじゃなかったみたいだから、凄く感謝された。

エリオさんはエマさんに変な男が近づかないように引き続き睨みを効かせている。


リィズとフィオは戦闘職ではないから、力は弱いけど、素早さや器用さは高いので、ビーチバレーなら十分に通用する。



アイラさんは本気のアスリートみたいに真剣な表情だ。うん、プロのビーチバレー選手になれそうだよ。

マユラさんは気楽に楽しんでやってる感じ。ジャンプする度に胸がすごいことになってる。

アリエッタさんは機敏だ。元々スポーティーなタイプだし、爽やかな印象。高校バレーを見ているような感じ。

ルーシュさんはあんまりスポーツが得意なタイプじゃないね。でもみんなと体を動かして遊ぶのは楽しいみたい。

セリスさんはさすがだね。砂浜でも関係なしにサッと動く。さりげなくルーシュさんのカバーをしているのを見ると仲がいいんだな~って思うね。

エマさんはいつもは天然なゆるふわお姉さんだけど、動きはキレキレ。ただ、時々転んじゃったり、ポロリしそうになったりとハラハラさせてくれる。

リィズとフィオもいつもは料理人として頑張ってくれているけど、こうして遊んでいる姿を見ると、まだまだ子どもだな~と感じるね。


試合はアイラさんチームの勝ち。

罰ゲームでマユラさんだけが埋められてました。なぜかチームメートのアリエッタさんとエマさんも楽しそうに埋めるのを手伝ってた。と言うか、一番ノリノリで埋めてました。


その後、アリエッタさんとエマさんはマユラさんに海に放り投げられてたけど、自業自得かな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る