社員旅行
満腹亭も人数が増え、落ち着いてきました。
セリスさんも仕事を覚え、頑張ってくれている。
僕
「久しぶりにみんなで社員旅行に行こうか。」
マユラ
「いいね~。
どこに行くの?」
僕
「ハンドル群島のパウロにしようかなって思ってるけど、どうかな?」
アリエッタ
「賛成!
南の島、いいじゃん♪」
エマ
「すごいですね~。
行きたいです♪」
僕
「特に反対も無さそうだし、決定ね。
南の島で遊んで、美味しいもの食べて、楽しもう。」
リィズ・フィオ
「「やった~!」」
僕らの旅行準備は簡単だ。
なにせ、移動は一瞬。
荷物はマジックバックがあるから制限無し。
人数が多いから宿の予約だけは抜かりなくやらないとね。
今回は2泊3日の予定です。
1日目は街の散策。グループに別れて好きに見て回る。
2日目は海を満喫。やっぱり南の島と言えば海だよね。
3日目は料理店の厨房見学チームとお土産購入チームに別れる。パウロはガウル王とか知り合いが多いから、頼み事も出来る。
今回は街にある人気店の厨房を見学させてもらえることになっている。
そして出発当日。
僕
「みんな準備はいいかな?」
みんな
「「「は~い。」」」
僕とモンスターたち。
リィズ、フィオ、アイラさん、マユラさん、アリエッタさん、ルーシュさん。
モルトさん一家、エマさん、エリオさん、セリスさん。
モルトさんは妻のシーラさん、長女のモナちゃん、長男のスコット君も一緒だ。
モンスターたち含め、総勢20名。
多くなったね。
早速、出発!
・・・そして到着。
一瞬で着くのは便利だけど旅行している感がないね。
まぁ、いいんだけどね。
アリエッタ
「日射しが全然違うね!」
アイラ
「暑いな。
パエルモの真夏と同じくらいだ。」
ルーシュ
「建物も全然違いますね。
異国情緒を感じます。」
僕
「じゃあ、好きに見て回ろうか。
でも、危険だから単独行動はなしね。」
モルトさん一家にはガウが同行。
アイラさん、ルーシュさん、セリスさんのチーム。
マユラさん、アリエッタさんのチーム。
エマさんとエリオさんの姉弟チーム。
僕はリィズとフィオと一緒だ。
ガウ以外のモンスターたちは早速ダンジョンに行っている。
モルトさんはレベルは高いけど、戦いは出来ないからね。他のグループはだいたいの相手には勝てると思う。
僕たち3人は色々なお店をのぞき買い物を楽しんだり、買い食いしたりしながら南国の雰囲気を楽しんだ。
ココナッツを割ってそのままジュースを飲むのは定番だよね。
バナナを揚げたお菓子なんかも面白かった。若いバナナでまだそんなに甘くないから、火を通すとちょうどいいのかも。
調子に乗って、僕ら3人もアロハみたいなシャツを着てみました。
リィズとフィオはよく似合ってる。
せっかくなので観光客向けの舟に乗ってみた。川を進んでジャングルのようなエリアのクルージングが楽しめる。
南国って鳥も動物も色鮮やかなものが多いよね。珍しい鳥や動物を見学出来て楽しかったよ。
途中、川の中からモンスターが出てきたけど、とかげみたいなモンスターで弱かった。船頭さんが得意げに倒してくれた。
船頭
「どうしても野生のモンスターは出てくるんだよ。でも大丈夫!
どんなモンスターが出てきても俺が倒してしまうからね。」
船頭さんよりも圧倒的にリィズやフィオの方が強いけど、それは言わない方がいいことだよね。
夜は宿で宴会だ。
宿は高級ホテル。
貴族や豪商が使うようなホテルだ。
僕もBランク商人だから問題なし。
・・・普通は従業員はもっと下のランクの宿にするらしいです。
いつもの夕食と変わらないメンバーだけど旅行中だと、なんかテンション上がるよね。
料理もスパイスとかが独特。
くせになる味だね。
わいわいみんなで食べて飲んで、
アイラさん、マユラさん、エマさん、エリオさんを残して部屋に引き上げた。
残ったメンバーはお酒を楽しむみたい。
ほどほどにね。
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