いざ海へ

みんなのレベルも上がったので、次はデジーマに移動。

夜の間に僕の魔法でぶっ飛ばす。

さすがに一睡もしないのはしんどいので途中、ドラの背中で休憩。

ドラも進化してかなり速くなったからね。


デジーマでは、

・料理を満喫

・出来れば作ってるところを見たい

・ショッピング

・海で遊ぶ

こんなとこかな。


後3日でどこまで出来るだろう。

海で遊んだり、ショッピングしたり、グルメを満喫するのはいい。

でも作っているところを見せて、っていきなり頼んでも難しいと思う。普通は断るでしょ。


アカツキ王国にいる頼れる人はホンダ公爵とその関係者のみ。

とりあえず、デジーマに到着したら最初にホンダ公爵のお屋敷を訪ねてみることにした。


すると前回色々と手配してくれたトードーさんがいた。


トードー

「おや、アキラ様。

リズムリア王国に帰られたのでは?」


「一度帰ってまた来ました。」


トードー

「何か問題でも起きましたか?」


「特に問題はないんです。

ただ、どこかの料理屋さんで調理しているところを見せてもらえないかなっと思って?

邪魔はしないようにするから。」


トードー

「わかりました。

アキラ様は確か飲食店を経営されているのでしたね。いくつかの店に確認してみましょう。

ちなみに何名で見学される予定ですか?」


「僕とリィズとフィオの3人です。」


トードー

「3名ですね。

わかりました。

確認に少々お時間をください。」


「ありがとうございます。」


トードー

「本日の宿は決めてらっしゃいますか?」


「いえ、これからです。」


トードー

「では、こちらで手配しておきましょう。

『三日月』という宿です。

夜に調べた結果を報告に宿に伺います。」


「すいません。

何から何までありがとうございます。」


トードー

「かまいませんよ。公爵のご指示ですのでお気遣いなく。」



トードーさんと別れて僕らはデジーマ観光を開始。

午前中は朝市を見て回り、買い食いを楽しむ。ランチは海鮮丼。カニやイクラっぽい魚卵が沢山乗って見た目も最高。


昼からはショッピング。

浴衣とかも買っちゃいました。

このアカツキ王国を作った異世界人はよっぽど日本が好きだったんだね。


他にも色々店を見て回り、ショッピングを楽しみました。

3時のおやつにわらび餅。

とろとろで美味しかったです。


夕方、宿にトードーさんがやってきた。


トードー

「明後日、許可を取ってきました。

『花鳥風月』という名店です。

お楽しみください。」


トードーさんは必要なことを伝えると帰っていった。



晩ごはんは鍋でした。

お魚とお肉の入った水炊き。

みんなで食べる鍋は美味しいね。


「厨房見学は明後日になったから、明日は海に遊びに行こう。」


マユラ

「デジーマの近くにあるチョーナンがリゾートとして有名みたいよ。」


さすがマユラさん。

買い物しながら情報収集していたらしい。

僕には絶対無理だね。


デジーマから南に少し行ったところにあるらしい。ビーチで遊ぶならチョーナンが有名らしい。

デジーマの海は交易と漁業が中心。遊べるビーチとかはないみたい。


「じゃあ、明日の朝飛んで行こう。

すぐに着くと思うよ。」




翌朝。

宿を出て、ひとっ飛び。

チョーナンはリゾート都市らしい。

海に遊びに来た客をターゲットにした宿、飲食店、お土産屋などが集まっている。


僕らはチョーナンに到着すると、まずは水着や浮き輪なんかを買いに行く。


僕は黒っぽいトランクス。

うん、誰も興味ないよね。


リィズとフィオはワンピースタイプ。

フリルがついて可愛らしい。


アイラさんはビキニにパレオ。

大人の魅力。


マユラさんはビキニ。

胸が主張し過ぎです。


アリエッタさんもビキニ。

健康的な魅力。


ルーシュさんはレオタードタイプ。

良いところのお嬢さんって感じ。


みんな可愛い。

元の世界だと僕には絶対釣り合わない可愛らしさ。

みんなで楽しく浮き輪やビーチボールで遊ぶぞ~。

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