海中散歩
スキルのおかげでスイスイ泳げる。
沢山の魚たち。
魚、エビ、タコ、貝のモンスターもいた。
もちろん狩って、ドロップアイテムも拾いましたよ。
ただスイスイ泳げると言っても、やはり動きは遅いし、いつも使っているメイスは相性が悪い。やっぱり水中は突き系の武器かな。
泳ぎながら戦うのは限界あるな~。
ん? そうだ!
何も泳ぐ必要無いじゃん。
早速、舟に戻る。
マードック
「お客さん、すごいね!」
僕
「まだまだだよ。
ちょっと試したいことあってね。
今度は長時間潜るけど、大丈夫だから心配しないでね。」
僕は結界魔法で結界を張る。
そして風魔法で移動する。
これならいちいち呼吸のために戻らなくても、長い時間潜れる。
再びドラを伴って潜っていく。
どんどん潜ってみよう!
光魔法で照らしながら、潜っていく。
深い所の方がモンスターは強かった。
ファイティングロブスター
何故かハサミで殴ってくるエビ。
エレファントクラブ
デカイ蟹。
ジェットシェル
ジェット噴射で疾走する貝。
ダーツフィッシュ
ほぼカジキマグロ。
クジラの烏帽子
デカイくらげ。もちろん毒あり。
とりあえず一通り狩ってみる。
どれが美味しいかわからないので全部持ち帰るよ。魔石はドラがみんなの分を回収している。
一番の収穫はジェットシェル。
ドロップアイテムがなんと真珠!
レアドロップは真珠がネックレスになって登場!
お土産にいいかもね。
夕方には宿に戻りました。
夕食はヒナタさんが釣った魚。
新鮮な魚料理は美味しいね。
お刺身が無いのは残念だけど。
そして夕食後、
マヘリアさんの部屋に移動して、、、
マヘリア
「で!
たった1日で何やってるのよ!
この異常な真珠の量は何!?
真珠だけじゃないわよ、
他も多過ぎでしょ!」
マヘリアさんが頭を抱えている。
僕
「いや~、
ジェットシェルってモンスターの群れに遭遇してね。
群れを倒したら、こんなことに、、、」
ミレイ
「ジェットシェルめったに現れない深海のモンスターだったはず。
それが海上に群れで現れるのは異常事態です。冒険者ギルドに通報した方がいいかもしれません。」
ヒナタ
「海上じゃなくて、アキラさんが長時間潜ってました。」
僕
「は、は、は、、、
海底を散策してみたんだよね、、、」
マヘリア
「もう少しは自重しなさい。
それと、売却は王都でしましょう。
ベルフォームで売るより高く売れるわ。」
僕
「売却はお任せします。それまで僕のマジックバックに入れておきます。」
マヘリア
「お願いね。
それと、ヒナタちゃん。
アキラ君は異常なの。
普通の冒険者はこんなに大量のドロップアイテムを獲得出来ないの。
これを当たり前って思っちゃダメよ!
今日の収穫だけで、普通の冒険者10人分の年収ぐらいあるからね。」
ヒナタ
「だ、大丈夫です。
船頭さんの反応から、異常なんだろうな~とは思ってましたから。」
ミレイ
「普通の冒険者は海に潜るような自殺行為はしないし、船を襲ってきたモンスターと戦うだけだ。しかも、船上は戦いにくい場所だ。
ジェットシェル1体に襲われただけでも緊張感がはしる事態だからな。」
ヒナタ
「わかりました。
でも海中を散策するのは憧れますね。
ちょっと行ってみたいです。」
僕
「う~ん。
水中だと護衛が手薄になるんだよね。
さすがにレベル1で潜るのはリスクが高いと思うよ。」
ヒナタ
「そうですか、
残念ですけど仕方ないですね。」
僕
「それならレベル上げしてみる?
どこかちょうどいいモンスターのいるところで少し上げようか。
陸上なら安全確保できるし。」
ヒナタ
「いいんですか。」
マヘリア
「それなら、明後日にしない?
便乗で私も少しレベル上げさせて欲しいの。
もちろん依頼料は払うわよ。
どうかしら?」
僕
「いいですよ。
じゃあ明日場所決めて、明後日実行しましょう。」
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