カタツムリが果てを目指す、そんなお話です。
箸を動かす感じで文字が綴れたらいいのにな
『蝸牛と翡翠壁』のお話の構成は至ってシンプルで、「蝸牛が横に長い翡翠色の壁に出合い、端まで辿り着くことを目的とする」というものです。 文章は物語の威厳的な部分を感じさせるように、少々硬さがありま…続きを読む
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