第131話:僕を裏切らないって人。
僕って小学生の時から、人に裏切られたり疎まれたりって
多かったんです。
友達になってくれっるのかなって思ったら、次の日なにしに来たんだよ
みたいに扱われるし、先生には態度がよくないって言われるし、ただ
反省してるだけなのによく勘違いされましたね。
まあ、でのどっちかって言うとポジティブなほうだったので、あまり
気にしないように心がけてたんですけど・・・。
世に中に出てからも、大人からガキのくせに生意気なって言われるし
別生意気に振る舞ってるわけじゃないんですけどね、だからなにをしても
大人から反発を食らう。
これが社会、世の中なんだって思いましたよ。
人間の汚い部分も見てきましたし・・・まじで人間不信になりかけました。
誰も信用できないですよね、会社の同僚も・・・ただら自分から心を
開くってことをしなくなりました。
唯一、信じられる、僕を裏切らないって人に出会ったのは今の嫁さんです。
彼女は毎日学校へ行って勉強して休みには僕とデートする。
たぶん彼女は世の中をまだ知らない、世に中にまだ揉まれていない汚れを
知らない純粋な子だったんだと思います。
彼女が社会人で酢いも甘いも知ってるような子だったらきっと、僕とは
うまくはいかなかったと思います。
太陽みたいに明るくて屈託のない彼女といると僕は癒されましたね。
僕は本当に素敵な子に出会えたんだと思いました。
この子は決して僕を裏切らないって思いましたね。
もし、彼女と出会えてなかったら僕の人生も変わっれたかもしれません。
たぶん誰かと結婚していたんだろうとは思いますけど今みたいな幸せは
つかめてなかったかもしれません。
嫁さんは僕と出会ってなかったら普通にお見合いして普通に結婚してた
かもって言ってましたけど・・・。
結婚ってこんなものなのかなって思いながら自分を納得させて生きてたと
思うって・・・。
僕と出会ってなかったら、こんなに優しい旦那さんには巡り会えてなかった
と思うって言ってくれました。
その言葉はそっくり嫁さんにお返しです。
ってことで今でも裏切られてないですよ。
すいません、のろけになってしまいました。
つづく。
幸せのハグとキス。 猫野 尻尾 @amanotenshi
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