第4話 続編! イケボ教室

 俺は現サッカー部と結婚した

結構順調だ子供の名前はスティーブ

我ながらいい名前だ。

現サッカー部はサッカークラブを見る仕事を

そして俺は子育てに専念している。

ある日俺は近所にいるババアと接敵した。

普通に世間話をし盛り上がっていると、

いけぼになりたいとババアが言いやがった。

「あんたかなりイケボねえ、私をイケボにしてほしいの、お願い!」

おれはいやいや引き受けた。

数日後

おれは数人の生徒をイケボ(ババアを含む)にするため、

イケボ教室を開いた。

まずはウォーミングアップで町内を一周させた。

そしてみんなでスマブラをした

こんなことをして意味があるのかと思うが、

素人にはわかんないだろうな、俺はスマブラをしてイケボになった。

俺はイケボの伝道師、俺の言うことをただ素直に信じ込めばいい。

「こんなことしてイケボになれるんですかぁ?」

こんな事を言う生徒がいた、俺は腸が煮えくり返そうになったのでババアを殴った。

なんてことするの!

ババアは言った

「おまえは生徒じゃない

ババアだ!」

「???」

「だからお前は生徒として見れないんだよ」

俺はいい気分になった

するとババアは

泣きながら出ていった

邪魔者はきえた

「これから1年かけてあなた達をイケボにしまーす」

正直めんどくさかった

おれはとにかく生徒たちを発狂させて

喉をならした

生徒の叫び声が木霊する。この騒音の中、佇んでいる俺は神にでもなったようだ。

一人の生徒が手を挙げる。

「ほんとに僕達、一年でイケボになれるんですか?」

俺は満面の笑みでこういった。

「無理です!」

直後一人の生徒である

ジョンソンが俺の右頬を殴った

あの感覚と同じだ

13年前あいつに殴られたのと同じ感覚だ

俺はジョンソンがすきになった!

現サッカー部とはお別れだ

子供はどうでもいいいや

俺はジョンソンと付き合う!

我ながら屑だと思った

俺は元サッカー部として現サッカー部と離婚する!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

元サッカー部イケボ物語 江戸リアン @koutaro0501

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ