ありがちな設定かと思いきや、なかなか主人公の反応が、面白かったです。実際にこういう状況に陥ったら、主人公のように反応してしまうかも。…なりたくはないですが。
のっけからの若干高いテンションに、当初はコメディ混じりにオチのつく類の話かと思っていましたが、第2話のラストでそれがひっくり返り、第3話でさらにひっくり返りました。 男が乗せていたのは一体ナニカ。 世界が正常であるためならば、自分は異常で構わない。 そんな話でした。
峠道を走行中に得体の知れない女性を遭遇し、車に乗せることになってしまった主人公。物語には徐々に不穏な空気が漂い始めます。ホラーにおいて車に乗せてしまう存在の定番といえばやはり幽霊ですが、今回は果たして……。その正体をぜひお確かめください。