応援コメント

第6話 二十年後、お迎えバス ――そして再会」への応援コメント

  • 拝読させて頂きました。
    不思議なバスの存在や、春日と凛の対比がとても面白かったです。
    春日目線で展開されていた物語が、最後あのように着地するとは......完全に意表をつかれました^^;
    ホラーでありながらも、凛の懸命に生きようとする姿に心動かされました。
    有難うございました。

    作者からの返信

    拙作を読んで下さってどうもありがとうございます!
    「乗ると死んでしまうバス」という着想から、最終的にあのような展開となりました。
    春日と凛の対比についてはけっこう意識して書いたので、面白かったと仰っていただけてとても嬉しいです。
    凛はあの後、意識をとりもどし、家族と生きてゆきます。
    丁寧なコメント、こちらこそ、どうもありがとうございました。

  •  なーるほど、そういう事だったんですね。
     しかし、これぞ展開の妙…読者を引き込み、かつ焦らすのがお上手ですね〜。
     ラストシーンも◎
     もちろん、★3つです(^_^)

    作者からの返信

    コメントとお星さま、どうもありがとうございます。
    焦らしてすみません(笑) 普段掌編ばかり書いているので、読者が飽きないよう、引き込む展開というのは難しいです(^▽^;)

    最後まで読んで下さって、感謝いたします。どうもありがとうございました。 

  • 那智風太郎さんの企画からたどってきました。
    学校の怪談系かと思いきや、ラストシーンがすごかった!
    春日の気持ち、なんとなくわかるような気がします。
    素晴らしかったです。

    作者からの返信

    読んで下さってありがとうございます!
    私も書いてる途中でラストがあのようになるとは思っていなかったので(笑)すごかったと仰っていただけると嬉しいです(*´▽`*)
    春日のような気持ちは誰もがもっている一面かもしれません。春日くらいになると極端ですが(^^;
    お星さままで頂き、感謝です。本当にどうもありがとうございました!

  • 那智風太郎様の企画から来ました。
    思わず、唸ってしまうラストですね。
    凛には、そういう背景があったのですね。
    そして、春日のこれまでや、これからが気になります……。

    作者からの返信

    読んで下さってありがとうございます。
    はじめの構想と結局違う展開となり、今のかたちとなりました。
    結果的にはよかったかなと思っています。
    春日はこれからもずっとバスに乗っています。
    虚ろな表情をした少女が乗っている、奇妙な雰囲気のバスを見かけたら、要注意です(笑)
    凛は生還し、家族と幸せに暮らします。

    唸ってしまうラスト、とのお言葉、とても嬉しいです。
    本当にどうもありがとうございました!

  • ホラー&サスペンス、ミステリ企画にご参加いただきありがとうございます。
    素性や心根を隠しながら生きている二人の少女が乗り合わせた一台の怪異なバス。
    生と死の間を運行するバスが持つ真の意図が徐々に明かされながら、同調していたかに見えた二人の本質的な隔たりが見えてくる。
    丁寧な描写と秀逸な展開が読み手を引き込んでいく素晴らしい作品でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    二人は似た者同士……に見せかけて、実は違っていた、というオチでした。丁寧に読み解いて頂き、誠に感謝しています。
    「乗ると死んでしまうバス」をひとひねりして「生と死の間」にいるものが乗れるバス、という設定にしましたが、結構試行錯誤したので、嬉しいコメントを頂けて、ほっとしています。
    読んで下さって、どうもありがとうございました!

  •  あの日のままの春日って……? それはつまり? 待って、ちょっと、ヤバい不穏なんですけど……。
     怖かったです、普通に。なんか突発的な「ひえー!」じゃなくて一話目からずっとゾクゾクと胸がやられるって言う。
     やっぱりすごいですわ。

    作者からの返信

    最後まで読んで下さってありがとうございます。
    たくさんコメント頂き、大事に読ませていただきました。

    ゾクゾクしていただけたのならしてやったり(^▽^)/

    こんな奇妙なバスにはあまり会いたくないですけどね(笑)

    素敵なレビューまで頂戴し、大感謝です(*^^*)

  • 企画から伺いました。

    あ〜!!すごい!夢中で読みふけってしまいました。春日視点から見たミステリアスな凛の描写とお迎えバスの境界の空気にこわごわと、そしてドキドキしながら進んでいくうちに、春日の虚無、凛がいだく恐怖というクライマックス。

    最後に二十年後の凛が見る、お迎えバスにあの日の姿で乗ったままの春日が、じわりとした怖さで痺れました。

    バスという日常的なものが境界とし、それがわかって乗る人々、という日常と非日常の合間もあり、とてもリアルな怪異に出会った気分です。

    とてもおもしろく、好きなお話だと思いだした。

    作者からの返信

    コメントどうもありがとうございます。

    丁寧に読み込んでいただき、とても嬉しいです。一万文字というなかで、二人の少女のすれ違いを感じていただけたなら、と思います。

    バス、というのはホラーでは割と使われる乗り物だと思いますが、だからこそ使い方次第だと思いました。仰る通り、日常と非日常の橋渡しとして、身近に感じていただけたなら、と思います。

    今回は、拙作を読んで下さって本当にありがとうございました(^▽^)/

  • 何というか、言葉に表しづらい感慨を覚えています。

    お互いにフリをした少女。
    そのベクトルは真逆なのに、偶然の交錯がもたらすバスの邂逅に、今はただ慄然としております!

    少女が32歳になる時間をずっと一人バスの中で過ごした彼女の瞳は何を映しているのでしょう?
    何も映してないのかもしれませんね。
    目は虚ろで口は半開きの彼女は、すでに人としての自我すら失っているのかも。
    自分が透明になってしまったのかも。

    ふさふさしっぽ様
    示唆に富んだ素晴らしい作品を、ありがとうございました!!

    作者からの返信

    丁寧なコメント、とても嬉しいです。

    春日は何にも興味を持てない、生きている実感がない少女ですが、心の奥では「自分と同じ仲間」を求めていました。
    しかし凛は自分と同じ仲間ではなく、彼女への興味も失った春日は、ご推察どおり「透明」になってしまいました。

    最後まで読んで下さって、どうもありがとうございました!

  • 第一話はホラーだなと思いましたが、2~5話を読むうち、これはホラーの枠にはとどまらない、思春期の少女たちにおける心の揺れを表現した文学なのかなと思っていました。

    そして最後、春日があの日のままとどまっているのを見て、やっぱりホラーだった!! となりました笑

    主人公が小6女子っていうのがリアルです。
    自殺願望を持って一歩早い中二病をを患っているのも(共感性羞恥に襲われるレベルでリアルなんです!)、一方で虐待を受けても逃げられないのも。15歳なら家出するかも知れないけど、虐げられてきた小6にそれはない。。。

    しかし皮肉ですね・・・毎日を生きるために精一杯の凛、うすぼんやりと死に憧れる春日・・・。

    がっつりと心に残る作品、ありがとうございました!

  • まさかあそこが分かれ道になるなんて。
    あのまま乗っていたら、2人で彷徨い続けていたのかもしれないですね。
    人によってお迎えの意味が変わるのは本当に面白いです。
    怖いのですが夢中で読んじゃいました。

    静かに忍び寄る怖さを感じる作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    最後まで読んで下さって、どうもありがとうございました!

    いつもと違ってシリアスな話なので、うっかりコメディ路線にしないように気をつけていました(笑)

    >怖いのですが夢中で読んじゃいました。

    そのお言葉が本当に嬉しいです(*´▽`*)

  • コメント失礼します。
    最後の終わり方にゾクッとしました。面白かったです。春日は永遠に乗り続けている。彼女のおりるべき場所がないという暗示で悲しいですね。

    作者からの返信

    鋭い考察どうもありがとうございます。彼女は永遠に生と死のはざまにいます。もう凛のことも忘れているでしょう。

    読んで下さってありがとうございました!

    編集済
  • ヽ(ill゚д゚)ノずっとあのまま乗ってたの⁉️💦
    現実世界の春日ってどうなっているんだろう……
    (∩゚д゚)ひゃー!!

    作者からの返信

    ずっと乗ってました(笑)現実世界の春日は行方不明のままです。

    最後まで読んで下さってありがとうございました!(*^^*)