誘惑のサウナ[20230113]

 『サウナに来るのは久しぶりだな~。』

ここ二週間仕事が忙しく、土日とも潰れていたので好きで頻繁に通っていたサウナに行けていなかった。しかし仕事も落ち着き、今日は久しぶりにできた休日を使って自宅から離れた位置にある銭湯に来ていた。


 この銭湯があるのはあまり人気のない少し寂れた場所だ。基本的に俺は大きな銭湯や綺麗な内装や景色が見られる場所に好んで行っているが、今日は仕事の疲れを癒してのんびりと過ごしたかった。だからできるだけ利用者が少ないであろう場所を選んだ。実際俺が来た時には脱衣所には一人もおらず、ほとんど貸し切りに近い状態だった。利用者が少ないのは銭湯を経営している人からすればかなり辛いことだが、俺としては正直人目を気にせずのんびりできるので嬉しいことだ。


 しかし、一つだけ気になることがあった。どうやらここの銭湯はサウナだけ混浴らしい。脱衣所も風呂も男女分かれているが、サウナだけは事情があって男女共用とのことだ。もし女性客とサウナで会ってしまったらかなり気まずいだろうなと思っていたが、これだけ寂れた雰囲気の場所にわざわざ来る人はいないだろう。男性客とも一度も会っていなかったのだから。

『俺の前に女性の客が来てたか聞けばよかったかなぁ。』

服を全て脱衣所の籠に入れ、タオル一枚持ってサウナの方に向かいながら俺は少しだけ後悔していた。


 『ここか。』

脱衣所から三十秒程歩いてサウナルームの前に来た俺は、久しぶりに感じる熱気に期待しながら部屋のドアを開ける。


 中に入った瞬間、俺は既に中にいた四人の利用客と目が合った。先客がいるとは思っていなかった俺は四人もいたことに驚いたが、それ以上にその四人が女の子だったことに驚いた。女の子たちも突然男である俺が入ってきて驚いた様で、皆差はあるが目を大きくしたり、「きゃっ」と軽く悲鳴を上げたりした。


 「ごめん!直ぐに出ていくよ。」

俺は慌てて背を向け、そのままサウナから出ていこうとした。

「あの…。あなたもサウナ使いたいんですよね?サウナは混浴なんですし、私たちは大丈夫ですよ。」

しかし、女の子のうちの一人がそう話しかけてきた。

「本当に、いいの?」

俺は背を向けたまま女の子たちに問いかける。

「はい。私たちは大丈夫ですので。」

さっき俺に話しかけてきた子とは別の子が答える。

「えっと、じゃあ。」

そう言うと俺は持っていたハンドタオルで股間を隠してサウナルームに入る。


 この銭湯のサウナルームは上から見たとすると入口のある場所を短い辺とする長方形の形をしている。長い辺の部分に向かい合う様に長椅子が並べてあり、片方の椅子で四、五人程度座れる様になっている。女の子たちは入口から見て右側に座っているが、スペースの問題や気まずいといった問題で座れないので彼女たちの向かい側に座る。しかし、見たところK校生くらいのかなりの美少女が四人も俺の目の前に、よく実った身体をタオル一枚だけで隠しているのでかなり目のやり場に困る。


 見てはいけないと思いつつも俺はつい女の子たちの方に視線を向けてしまう。一番左に座っている子はボリュームのある明るい茶髪を二の腕辺りまで伸ばしている。感情の読めない表情からは初心というよりも無垢といった印象だ。タオルに隠れていない腕や脚を見ると日焼けしているという程ではないが、四人の中では最も肌の色が濃く、健康的な色合いだ。その右隣の子は淡い水色の髪を腰近くまで伸ばしている。清楚という言葉がぴったりなその子は優し気な表情と目つきをしているが、それと同時にどこか儚さを感じる。肌の色は四人の中で一番白く雪を思わせる。更に右隣の子は肩辺りまである一番左の子より少し色の暗い茶髪の一部が少し左右にはねている髪型をしている。この四人の中だと最も幼い顔つきをしており、肌の色も健康的な白い肌といった感じだ。そして一番右にいる子は艶のある黒髪を肩辺りで切った髪型をしている。知的で要領の良さそうな雰囲気を纏っていて四人の中で一番大人っぽい印象だ。肌の色は一番左にいる子と左から三番目の子の間くらいの健康的な色だ。


 つい気になって視線を向けてしまう俺に四人の女の子もちらちらと視線を向けている。タオルで隠しているとはいえ、四人の美少女の発育の良い身体がタオル一枚の上からでも分かってしまい、俺は彼女たちの前にも関わらず、徐々に股間のものを大きくさせてしまっている。彼女たちも俺の股間の変化に気付いたのか、それぞれ反応し始めた。一番左の子はタオルを押し上げてテントを作っていく様子を物珍しげに眺め、その右隣の子と一番右の子は少し驚きはしたが落ち着いた様子。左から三番目の子は初心そうな見た目通り、顔を赤らめ露骨に慌てた様子だった。


 「えっと…、興奮してしまったんですか?」

左から二番目にいる清楚な雰囲気の子がそう話しかけてきた。

「ごめん!やっぱりもう俺出るよ。」

焦った俺は急いでサウナルームから出ようとしたが、暑い中汗をかいて水分が減った状態で急に立ったせいか、立ち眩みを起こしてしまいその場でよろけてしまう。その際に股間を隠していたハンドタオルを離してしまい半勃ち状態になった竿を女の子たちの前に露わにしてしまう。

「…っ!」

「きゃっ。」

「きゃー!」

「あっ。」

それぞれ反応の度合いは違ったが、悲鳴を上げていた。俺は慌ててタオルを拾って股間を隠したが、女の子たちに自分の竿を見せてしまった事実に興奮してしまい、更に硬くなってしまう。


 早くここから立ち去りたい俺だったが、一番右の子が俺に声をかける。

「その、そんな状態のままじゃ苦しくないですか?よければ私たちが、その、収めるのをお手伝いしますが。」

「ええっ!?」

俺はその子の言葉にあまりにも情けない声を出してしまう。正直、アイドルに匹敵するどころか、並みのアイドルよりも遥かに可愛い女の子四人に〇欲処理を手伝ってもらえるならぜひお願いしたいくらいだった。

「えっと…。本当に大丈夫なの?」

またとない機会だと思った俺は、ついそう聞いてしまった。

「はい、私は大丈夫です。皆も大丈夫だよね?」

左から三番目にいる子がそう言うと、他の子たちも大丈夫だと言う様に縦に首を振る。

「じゃあ、その、お願いしようかな。」

そう言うと俺は股間を隠しているハンドタオルをさっきまで俺が座っていた椅子に置き、七割程〇起した竿を露わにして女の子たちの前に立つ。


 「えっと、名前聞いてもいいかな。」

俺が女の子たちに聞くと、それぞれ自分の名前を名乗った。一番左の子はMB、その右隣はMA、更にその右隣はSC、一番右がEFというらしい。そして、彼女たちは恥ずかしそうにしながら身体を隠しているタオルを外していく。露わになった四人の身体は暴力的で煽情的な美しさと迫力だった。MBとMAはFカップくらいの前に突き出た胸をしている。MBの乳首の色は肌の色と似た色をしており、乳輪と胸の境が見分けづらいがその分少し尖った乳首が突然現れたようになっており、それが独特の色気を出している。MAの乳首と乳輪はしっかりとしたピンク色で、真っ白な雪の様な胸の中でかなり目立っている。MBよりも少し乳輪が大きいが、綺麗なピンク色の乳輪なら寧ろ少し大きい方がお得に感じる。SCの胸は他の子たちより少し小さくEカップくらいだ。しかし健康的な色の丸っこい胸は優しく弄りたくなる可愛さがある。乳首も赤寄りの薄いピンク色で弄りがいのありそうな見た目だ。EFの胸は他の子たちよりも大きいGカップくらいで、MAよりも二回り程大きい赤に近いしっかりしたピンク色の乳輪と乳首と相まってかなりのインパクトだ。顔を埋めたらそれだけで気持ちがよさそうな見た目だ。

 

 肩がくっつくくらい近づいた女の子たちの目の前に立った俺は、その場で右手で竿を扱き始める。サウナルームの暑さと女の子たちの官能的な身体と竿から発生する快感に頭がクラクラする。「はぁ…はぁ…」と犬の様に息が荒れる。

「お兄さん、気持ちいいんですか?」

SCは顔を赤らめ伏し目になりながら聞いてくる。

「気持ちいいよ。皆の身体がエロいからすごく興奮する。」

四人がどんな反応をするのか気になった俺はそう返してみる。それを聞いた瞬間、SCは恥ずかしそうに顔を手で隠す。MAとEFは俺の姿を色気のある流し目で見てくる。MBはあまり分かっていないのか少しキョトンしている。


 「ヤバい、もう出そう。」

扱き始めてから三分も立たずに射〇感が込み上げてくる。MB・MA・EFは射〇を堪えている俺の顔を見つめており、SCは恥ずかしそうに右手で左胸を隠しながら少し遠慮がちに俺の竿を見つめている。四人の美少女の豊かに実った胸と顔を見ながら俺は竿を扱き上げ、爆発させる。

「きゃあっ!」

俺の正面に居たMAとSCに大量に発射された〇液がかかる。特に胸と太腿にかかっており、二人の雪の様な肌が濁った白色に染められる。


 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…。」

竿全体が痺れた様な感覚の中、俺は長距離を走り終えた後の様に息を荒くしていた。女の子たちは出された〇液や射〇した後の俺の竿の様子を興味津々に、あるいは恥ずかしそうに眺めている。

「気持ちよかったですか?」

MBは下から俺の顔を覗き込む様に聞いてくる。少し顔が赤くなっているが、裸を見られていたり射〇を見た恥ずかしさで赤くなったのか、部屋の暑さで赤くなったのかは表情が読みづらい彼女からは分からない。しかし、まだ少女の雰囲気を残した彼女に色気を感じる。


 「それじゃあ、私たちはシャワーを浴びてきますので、暑さで倒れない様にお気を付けください。」

〇液塗れの身体のままMAはそう言うと他の子たちと一緒にサウナルームから出ていく。MAとSCが女湯で身体にかかった〇液を洗い流すのに苦戦するところを想像すると、興奮し謎の達成感の様なものが込み上げてくる。


 俺は数分サウナを楽しんた後、男湯で全身の汗や色々なものを洗い流し、軽く湯舟に入った後脱衣所に戻った。

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妄想物語 全力ダッシュ @dash_man

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