もう少ししたらいつも通りに店の前に
その上で、
「でもまあとにかく連れてっとくれ。邪魔でしょうがない。もう少ししたらいつも通りに店の前に放り出しとくつもりだった」
だと。
まあそれでも良かったんだけどな。
すると店の隅で赤い顔をしてベロンベロンに酔っぱらっていた幼女が、
「貴様! なんだその言い草は! 私を誰だと心得る!?」
とか文句を言ってきたから、
「黙れ! この女神の搾りカス!」
俺とメトエは、声を揃えて言い返してやった。
この、迷惑な酔っ払い以外の何者でもない、見た目は10歳くらいの幼女がシエナ。俺をこの世界に召喚した張本人、女神シェンヘスの成れの果てだ。
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