女神の絞りカス
リャハスは本来、女神シェンヘスの巫女だったんだが、その女神様が今では、
<女神の絞りカス>
になってしまってほとんどなんの力もなくなってただの<ロクデナシのクズロリ>と化したことで巫女としての役目も意味を失って、俺の身の回りの世話をしてくれるメイドみたいなものだったり。
その割には少々口が悪いところもありつつ、働き者ですごく助かってる。今朝だって食事の用意ができたから起こしに来てくれたんだしな。その前に俺が体の違和感のせいで目が覚めちまっただけだ。
なんて説明を、女神の絞りカス、ロクデナシのクズロリ、シェンヘスの名さえ維持できなくなったシエナのところに急ぎながらしておく。
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