自分の方が優れているのに何故自分が評価されず、周りの方が評価されるんだ!!
前てんパ
第1話 怒りが収まらない
まず、結論から延べよう
俺は優れているはずなのにと考えている
何故か?それは自分自身に物凄いプライドがあるからだ。それも特別大きな。
だが、現代日本にて優れているというのはどういう事を指すのか、それは周りから認められ、他者から優れていると言われることだと俺は考えている。有名なクリエーター等がその部類だろう。
そこで、俺はどうなのかということだ。スペックを確認してみよう
一般男子高校生。動画作成、編集系統の技術など多々あるがここでは技術と一纏めにする。
その技術は周りから優れているといわれているか。それは否だ。なのに俺は優れているはずなのにと考えてしまう。
それは周りが悪いと考えてしまうからだ。自分自身の技術は素晴らしいと自画自賛している。だが、それはあくまで自画自賛であると。周りの目にも触れず、素晴らしいなど言われることもない。
だが周りにいる同じようなことをしている技術者を見て見よう。すごいだのなんだのもてはやされている。はっはっは。
何が違うんだ?
俺は俺なりに沢山の努力をしている
なのにそのことを人に相談してみたら努力の方向性が違うだのなんだの言われる
そんな怒るんだだったら相談なんてするなと言われるかもしれない。
だが、精神を保つには会話は欠かせないのであろう。
しかしどうだ?結果は?
怒りが収まらず、人に今すぐにでも怒りをぶつけてしまうのではないかと。そのようなことを考えては殻にこもる始末、それに男子高校生と最初に言ったが、今ではほとんど殻という名の家に引きこもり、堕落の日々を送っている。認められるようになるのなんて夢のまた夢だ
好きな時間に寝て好きな時間に起きて好きな時間にエナジードリンクをほとんど毎日飲む。これほど幸せな日々があるだろうか。
親には愚痴を吐かれ、本人にその気はないのだろうが心を抉られ、もう散々な気分を味わう毎日でもある。
悲しい毎日を過ごしている。そう感じるのは遅くないだろう
おっと、話が脱線してしまった。
その殻に引きこもる生活の中であることを始めていた。
それが動画投稿である。動画投稿サイトなどに毎日アップロードし、気が狂うほどに動画を作り、投稿している。
さて、再生数を少し見て見よう。1再生。尚これは自分で見たものである。
はい。クオリティだけは自信をもってすごいと思える。しかし誰の眼にも止まらない。当たり前である。
某赤い再生マークの方では1再生、そして某白い笑顔テレビの方では30再生がいいところだ。
結局していることは他の人間の作った創作物の二次創作のようなものだからだろうが。
この結末は変わらないのだろう。やはり、劣っているだ。だから何をしても無駄なのだ。そう感じてしまう。
結局は何もできていないのだ。そうだ。自分は出来損ないだ。
そう考えてしまうのも無理はない。実際、そうであるかもしれないが、自信を持たずに落ち込み、悩んでいたところで変わらないのはそうであろう。短い人生の中でそれを学んだ。
実際、また動画投稿を本格的に初めて3年経っていいところなのだ。その間で技術も上がり、見られる回数も増えた。偉人なんて生涯かけても自身が認められずに老いたのだから、まだ3年など誤差であろう。
しかし、何者にも見られないのは心にくるものがある。それを解決できる方法がないだろうかと考えていた時、ふと過去に小説を書いていたことを思い出したのだ。
その頃はとにかく書くことが楽しく、幸せであったことだろう。
しかし今日この日、書いてみたがそれはそれはお粗末な文が出来上がった。
すぐにデータを消したところで、現状のことを文に書いてみたらどうか。そう考えていたのだ。現代ドラマ、そのようなジャンルがあったはずだと。俺の人生なんて憎いことや、嫉ましいことばかりでしかないが、ドラマになるだろう。そう考えていた。
この場合はエッセイかもしれないが俺は一人の物語に出てくる人間の一人でしかない。であれば現代ドラマの登場人物として作者に描かれるのも悪くないものかもしれない。
類似人物は沢山実在するかもしれないが俺自身個人は存在しないだろう。そうだ。
俺は物語の主人公だ。
俺は優れているんだ
自分の方が優れているのに何故自分が評価されず、周りの方が評価されるんだ!! 前てんパ @maetenpa
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