5分だけ
私が精一杯思いを込めて言うと、長い沈黙の後、君は言った。
「わかった。」と。
君の声が少し沈んでいたようなそんな気がしたけど、でも私はそれに気づかないふりをした。
「ありがとう。じゃあ、さようなら。」
私はそう言って電話を終えた。
時間は約5分。
窓の外に目を向ければいつのまにか、空には青空が広がっていた。
5分だけ 香崎 莉愛 @aka1211
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます