矢印の方向
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矢印の方向
男:あ、あのー どうしたの?
女:あっ、ごめんね。わざわざこんなとこに来てもらっちゃって。 あのさ、今日って何の日か分かる?って無縁だから分かんないか。
男:え?何?最後の方聞こえなかったけど。
女:あ、ううん、何でもない。それよりさ、今日は2月14日だよ?
男:あっ、そっか〜。お隣りさんなんだし、義理チョコならわざわざ呼び出さなくても良いのに…
女:えっ?何勘違いしてんの?しょう君にこれ、渡して欲しいの。
男:へっ?なんで僕が?
女:だってあんたとしょう君大親友でしょ?それにこんな事頼めるのあんたしかいないのよ!一生のお願いっ!ねっ、このとおりー
男:んー…まぁそこまで言うなら…
女:えっ、いいの?はぁ〜良かったー。じゃっ、お願いねっ!
男:う、うん。
〈女性が立ち去る〉
男:なーんだ、僕にじゃないのかぁ。ちょっと期待しちゃったじゃん。ってあれっ?今年は義理チョコも無しかぁ〜 (ため息)はぁ〜あ
矢印の方向 樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須 @ituki505
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