2022年12月25日~29日 手術2日目~6日目

ここからはそれほど大きなイベントがないので、手術日2日目~6日目を一気にご紹介します!


【術後2日目】12月25日

まだ痛みはかなりあるので、基本的にベッドで寝たまま過ごします。

1日3、4回トイレに行くのですが、それが苦痛で食事をとりたくないくらいです。


とはいえ、食べないと元気になりません。

それに、昨日と比べて明らかに食欲がありました。


なんとか半分以上食事をとることができて、点滴を抜いてもらえました✨

全ての管と針から解放されました! 

自由だ――――――――!!


今日はクリスマスということで、夕食にイチゴのショートケーキがついていました☆


【術後3日目】12月26日

痛みが和らいできて、やっと活字を読めるようになりました。

それでも、体を動かすと痛みが増すので、基本的にはベッドから降りられません。


開腹をした傷には、小さな複数のテープの上に、それを保護するような大きなテープが貼られています。

(手術あとの画像は、『手術当日 後編』のリンクからどうぞ)


医師に表面の大きなテープをはがされて、「シャワーを浴びていいですよ」と言われます。

……が。


痛くてシャワーどころじゃないですから!


【術後4日目】12月27日

動かなければ、それほど痛みはなくなりました。

逆に言えば、少しでも動くとお腹に響いて痛い(泣)。

トイレに行くため歩くとなると、痛くてまだカメ並みの遅さです。


うっかりくしゃみをしようものなら、お腹の傷が開くのではないかというほどの激痛で悶絶します。

花粉症のかた、手術の時期はくれぐれもご調整ください。


この状態でシャワーを浴びることは怖かったのですが、看護師さんに、

「強制ではありませんが、傷を清潔にするためにもシャワーを浴びたほうがいいですよ。それに、入院中ならシャワー後になにかあっても対処できますから」

と言われて納得。


恐る恐る、術後初のシャワーを浴びることにします。

結果、傷がシミたりしなくてホッとしました。

シャワーは4日ぶりなので、浴びてみれば、やっぱり気持ちがいいですね!


ところで、シャワーは希望すれば、毎日好きな時間に入れるシステムです。

ナースセンターに置いてある「シャワー希望者リスト」に、別の患者さんと被らない時間に名前を記入しておくだけ。


看護師さんに許可を得たりせずとも、書いた時間帯に勝手にシャワールームを使ってOKです。

珍しくないですか? よくあることですか?


8年前に入院した別の病院は、10日間入院したうち、シャワーを浴びれたのは1度だけでした。それも、日時を指定されました。


病院ごとにルールが違うようですね。


【術後5日目】12月28日

昨日と状況は変わらずです。動かなければ痛くない、でも動くと痛い、という状況。

移動するときはお腹を押さえて背を丸め、ゆっくり歩いていますが、カメよりはましな速度になった気がします(笑)。


気分を変えようと、デイルーム(談話室)にパソコンを持ち込んで、仕事をしたり、web小説を読んだりして過ごします。

ホットコーヒーを飲みながら、普通の椅子に座ってパソコンに向かっていると、日常に戻りつつあるなあと感慨深く思いました。


人の自然治癒力はすごいですね!


デイルームにはウォーターサーバーがあるので、ここにいればお湯が飲み放題です。

コロナ禍で家族でも病棟に入れないので、人の出入りが少なめなのも、お気に入りポイントでした。


デイルームで過ごすようになると、この場所で理学療法士さんとリハビリをしている患者さんがいることを知りました。

また、電話をするならこの場所になるので、聞き耳を立てていなくても会話が聞こえてきます。


そのやりとりを聞くのがおもしろくて、デイルームに積極的に来るようになりました。

人間模様が見えるその会話を、後日、記事にまとめます✨


【術後6日目】12月29日

今日から手術がなくなるようで、この病棟には新規入院者はいませんでした。退院する一方なので患者さんが減り、医療スタッフも減ってきました。

私のいる部屋も、6人部屋に3人しかいません。

年末ですね。


手術後初の体重測定がありました。

内臓を取ったし、何日も絶食があったし、体重が減ってるかと思ったら……、入院前よりかなり増えていました!


動かないのに、しっかり3食も食べていれば増えるか……。

私は在宅ワークで普段からあまり運動をしないので、1日2食の生活だったのです。


肌つやがよくなったのは、断酒のおかげかもしれません。私は休肝日なしで毎日アルコールを飲んでいました。

これを機に、禁酒したいな……。


翌日の担当医チェックをクリアできれば、明日退院です!

振り返れば、あっという間でした。


入院中にすることを決めて準備をしたこともあり、不便はありませんでした。

1人でいることが苦にならないタイプだったのも、入院生活を快適に過ごせた理由かもしれません。

コロナ禍で家族や友人に会えないので、淋しがり屋さんにはちょっとつらいかも。


次回は退院日に担当医から手術の説明を受けた内容をお伝えします。

摘出した子宮の写真、いっぱいです。

子宮摘出後の性生活のことも……。ご期待ください!

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