コーヒーブレイク1【入院お役立ち情報】

入院に関して、お役に立つかな? と思ったことを書きます。

(「入院のご案内」に書かれているようなことは省きます)


【入院時に用意すると便利なもの】


●S字フック

手術をすると1日は尿道カテーテルが入っていて移動できません。管が抜けても2、3日は体を起こすだけで痛みがあり、容易に動くことはできません。

頻繁に使うようなものは、手が届く範囲に置きたいものです。


とはいえ、ベッドテーブルに置けるスペースは限られますし、床頭台(収納できたり、テレビが設置されている台です)は、近いようで手が届かず、グヌヌッという思いをします(笑)。

いちいちナースコールで看護師さんを呼ぶのも、申し訳ないですしね。


そこで役立つのは、S字フックです。

ベッドの柵にフックをかけて、ティッシュや小物など、必要なものを袋に入れるなどして、フックに吊るしておくと便利です。


●リップ(スキンケアグッズ)

病棟は、廊下もトイレも温度が保たれていて快適です。

……が、空調管理をしているせいか、空気が乾燥しています。

私の入院した時期が冬場だったこともあるかもしれませんが、肌の乾燥が気になる方は、スキンケアグッズを持って行くと安心です。


●飲み物のペットボトル/タンブラー

好きなものを飲めるようになると、売店や自動販売機から購入することになります。当然、スーパーで購入するより割高になりますし、種類が限られます。

可能であれば、入院時に持ち込んでおくといいと思います。


私は水をかなり飲む方なので、2リットルのペットボトルを1本持っていけば、400円は浮いたなあ、と思いました。

ケチッぽいですが、物価高ですし節約は大事ですよね!


また病院によっては、談話室にウォーターサーバーが置いてあるかもしれません。

(私は動けるようになってから、お湯欲しさに談話室に入り浸っていましたw)


コップは歯磨きなどに使いますし、しおりに用意しておこうと書いてあると思います。

そこから一歩進んで、タンブラーを用意すれば、病室にもお湯を持っていけますし、熱が冷めません。

持って来ている人を見た時には、賢い! と思いました。


お湯が出るなら、ドリップコーヒーを持っていけばよかったなと思いました。缶コーヒーを毎日買っていたので、ここでも節約に(笑)。


●Wi-Fi

インターネットは私たちの生活に欠かせないものになっていますよね。

病院によってはWi-Fi環境がない場合があります。まずは、あるかどうか確認する必要があるかと思います。


もしWi-Fiがあっても速度が遅く、「入院中はNetflixを見まくるぞ!」という計画が潰れてしまうかもしれません。


病院にWi-Fi環境を確認して、心配な場合は自分でWi-Fiを用意しておくと、快適な入院ライフを送れるかと思います。


●耳栓/アイマスク

私はレディース病棟だったこともあり、いびきもあまりなく、夜は比較的静かでした。

それでも看護師さんたちが夜の循環で歩き回っているし、夜中にナースコールが響き渡ることもあります。夜トイレに行く人もいて、音や気配は常にあります。

気になる方は、耳栓やノイズキャンセリングイヤホンを用意すると便利です。


また、私の病棟は21時で消灯しますが、22時まではテレビやパソコンを使うことができました。

21時で真っ暗になるのは困るので、豆電球を点けてパソコンを使っていましたが、22時になって立ち上がって電気を消す、というのは痛みがあってしばらくできませんでした。

すると豆電球を点けっぱなしで寝ることになりますが、意外に明るく、睡眠の妨げになりました。

持って来ていた口のマスクを、アイマスク代わりにして寝ていました(笑)。

明るさに敏感な方は、あらかじめアイマスクを準備したほうがよさそうです。


【絶飲時の喉の潤し方】


AV男優のしみけん氏は、気持ちのいいキスの条件の1つは、口内がしっかり湿っていることだと話していました。

突然なんだ、と思ったかもしれませんけども(笑)。


手術日は絶飲のため、水分を補給できません。フラットに寝ているし、嚥下機能が低下している可能性があるので、誤嚥のリスクがあるからだと思われます。


すると当然、口内が乾きます。

純粋に喉が渇きますし、口内が乾いている状態は健康にもよくありません。唾液には殺菌作用があるからです。

(とはいえ、傷口を舐めると良い、というのは古い情報ですからご注意を!)


そこで、しみけん氏の方法が役立ちます。

口内で舌をグルグルと回すのです(彼は、歌い出し前の美川憲一さん、と表現していましたw)。すると唾液が分泌されます。

私はこの戦法で、口内の潤いを保ったまま、絶飲期間を乗り切ることができました(笑)。


正攻法としては、水で湿らせたティッシュを軽く口に含む、という方法もあります。

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