後ろの席からへの応援コメント
彼の黒髪への執着、空白。
恋心とかフェチズムとかの枠外で語られるなにかである気がしますね。
綺麗な黒髪とか、前に座ったクラスメイトとか。誰にでも覚えがありそうな憧れの感情を切り取っているようで、理解できそうで理解できない。彼の感情の複雑さが、なんともいえない不思議な読後感です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
恋愛感情に収まらないクソでか感情を書きたかったので、そうじゃないなにかと読んでいただけて嬉しいです。
その執着は空白になることで完成されてしまったのかもしれないですね。
誰にでも覚えのある憧れのような感情も、何かきっかけがあればこんなふうに引きずるものになったりするのかなあ、という気がしています。
編集済
後ろの席からへの応援コメント
ヘア・ドネーションってなんぞや? と思ったら、知り合いにいました。ばっさり切って「寄付した」って言ってた人。送るだけだから簡単だよって言ってた気がする(うろ覚え)
黒髪長髪男子の残した空白、埋まるといいですね。でも若い頃に感じた狂気って多少のものなら性癖の発露として、そのまま抱えていって欲しい気もします……笑
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わたしも友人にヘア・ドネーションしたって人がいて、それをなんとなく覚えていて今回のお話になりました。
思春期に出会ってしまったこういう空白や狂気って、一生引きずってしまうような気もしますね。語り手の彼は黒髪長髪を眺め続けて、人生の何かが変わってしまったんじゃないだろうか、みたいに思います。
後ろの席からへの応援コメント
なんだか巨大感情めいた、日常と紙一重の狂気を感じます……!
最初に自分の中の偏見に気づくところがいいなあと思いました。男が長髪ってだけでいろんな偏見に晒されるということに気づく主人公は、賢い人だなと思います。
この後主人公は隙間になってしまった部分を埋められたのか、想像するととてもいいなぁと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
企画参加作品なので、主催者の方に届けば良いかというノリで書いたのですが、こうやって読んでいただけるの嬉しいです。
恋愛にならない巨大感情を書きたかったので、狂気、感じてもらえて良かったです。
彼の黒髪長髪は、主人公に新しい気付きを与えたんですが、同時に狂わせもしたのかなあ、と思います。
隙間は埋められたのか、どうか。埋めようとして変なことにならないと良いな、と思います。
改めてありがとうございました!
編集済
後ろの席からへの応援コメント
こ、これはフェチズムの発露ですか!?うわぁうわぁなんか覚えがある感覚です…!
フェチってこう…無自覚の状態でなんとなく心が揺さぶられるなぁみたいな感覚がずっとあって、ある日突然目覚める感じですよね(笑)
私も昔は中性的な美形が好きだったはずなのですが、大人になるにつれてちょっと肩幅の大きい男性にキュンとすることが増え、気がつくとマッシブな男性を愛でる性癖が根付きました(笑)
なんかとんちんかんなことを言っていたらすみません(笑)でもくれはさん、こういう言語にしにくい感情を表現するのがすごく上手です…!
面白かったです。楽しませていただきました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう、フェチですね!フェティシズム!
思春期くらいにこういうものに出会うとこう、その後の人生に大きな影響があるというか、ぐわっと持ってかれる感じがあって、そんな瞬間がかけてると良いなと思います。
ほんと、じわじわと揺さぶられていたものが、ある日急に目覚めるんですよね!共感していただけて嬉しいです!
そういう瞬間というか、思春期の少年少女の人生が大きく変わった瞬間みたいなのが、多分好きなんだと思います。
わたしも多感な時期に……そういう覚えが……わたしの場合は江戸川乱歩のせいです。
面白かったと言っていただけて嬉しいです!改めて、ありがとうございました!