* 1-1-3 *
白いはずの壁面を染め上げる、赤く陰鬱な光。
潜在意識、乖離による下意識に潜む恐怖心を駆り立てるような悪辣とした色彩が眼前に広がる。
空間に鳴り渡る音は無いが、通気口に流れ込む空気が響かせる、唸り声のような振動が耳に直接的にまとわりつく。
生ける者を地の底に引きずり込もうと、仄暗い闇から腕を伸ばす亡者が発するような嗚咽、悲鳴、怨嗟の声にも等しいその音は、精神の安定を容易に搔き乱すほどの気色悪さを孕んでいた。
現実とは程遠い景色を目にした青年は思う。
『また、この夢か……』
微睡の中に在って、清々しくもあるという妙な意識を保ったまま、フロリアンは目の前の光景が偽りの真実、要は記憶が形作り見せる幻であると自覚していた。
眼前に広がるのはグラン・エトルアリアス城塞 アンヘリック・イーリオン内部に存在する全周囲展望型電子監獄パノプティコン、その監獄たる一室で見た光景と同じものだ。
だが、この夢が今見せている景色に特別な意味があるかといえば、それは違う。
夢が意味を持つのは、いつも決まって“この後”の景色からだ。
『もうすぐ、来る』
フロリアンは幾度となく目にした、見慣れた赤い光にじっと目を凝らし、後に“必ず訪れる光景”を待つ。
すると、耳を突く亡者の叫びが満ちる“静寂”の中で赤い光がゆらゆらと揺らめき、その色彩はやがて燃え盛る炎へと姿を変えた。
これはきっと、まだ世界が科学という道を見出すよりも以前の昔。
国家というものが今のような形として存在するよりも遥か前に実在した光景だ。
声が聞こえる。
それは泣き叫ぶ人々の声。
暗闇に沈む海面が炎に照らされ、その水面には幾つもの木製の船が浮かぶ。
炎に焼かれているのは巨大な城だ。
海と星空という大自然に囲まれた島に聳え立つ城塞は投石によって無惨にも圧壊し、内側から勢いよく炎を噴き出し燃え上がった。
直後、大火が急に消失し視界一杯の暗闇がもたらされ、夢の景色は唐突に薄暗い部屋へと移り変わる。
そこで一人、涙を流す少年に手を差し伸べる少女がおり、フロリアンは彼女の後ろ姿を俯瞰した。
『僕は、彼女を知っている』
一言、二言。二人が言葉を交わした後、自身がよく知る美しい赤い瞳を持つ少女は自らが差し出した手を下ろし、足早に部屋を出ていってしまう。
奥に佇む少年が彼女の手を取ることは、無かった。
新たに少年ではなく、彼女のすすり泣く声だけが残され、視界がやがて暗く閉ざされると同時に、夢の景色は再び別の景色へと移り変わる。
酷く汚れた大地と、薄汚れ、生地も破れた衣類を身に纏う同じ少女の姿が視界に映し出された。
彼女の四肢は傷だらけで、所々には誰かに殴られたような跡があり、それらのことごとくが赤く腫れ上がるか青い痣となっている。
艶やかだった金色の髪はほつれ、それが過去に美しいものであったことなど微塵も感じさせないまでに乱れていた。
彼女の赤い瞳に生気は無く、爪が割れ、泥だらけになった手をだらりと下ろし、盛り上がった土の前に茫然と立ち尽くす。
盛り上がる土の上には、微かに見える程度の文字が記されていた。
現代では目にすることの無い特殊な言語。
おそらくは既に滅びた言語体系のものだろう。
当然、自分がこの言語を知るはずなどないし、読めるはずもない。
しかし、そうであるはずなのに――
不思議なことに、自分はこの夢の中に記された文字を難なく解読することが出来た。
土の上には、次のように記されていた。
“親愛なるお母様”
“想い出は心の中で永久に”
誰が目にしたとして、抱く印象に違いなど起きるはずもない。
盛られた土の塊が何であるかなど――
幼い少女の手で掘られた土の中に埋められたもの。
それは彼女の母親であり、盛られた土は彼女の墓地であったのだ。
生気を失った瞳から一筋の涙を流す少女は、その場に佇んだまま身動き一つしようとはしなかった。
そうして視界は霞んでいき、“いつもの夢”は終わりに近付いていく。
瞬きひとつ。その刹那に夢の場面は新たな局面を迎えていた。
薄暗く、家と呼ぶにはあまりにも粗末な、何一つ手入れのされていない壊れた小屋の中。
そこで赤い瞳の少女はある男性の手を握っていた。
男性は最後の気力を振り絞るように、自身の手を握る彼女を慈しむように優しい視線を向けて言う。
『✕✕✕。お前を幸せにしてやれなくてすまない。私はもう長くないだろう。賢いお前は気付いているね?
でも✕✕✕、お前にはまだ未来がある。ここから東の森を抜けていけばお前を助けてくれる人が待っているはずだ。
私のことはもう良いから、そこへ向かいなさい。そして生きろ。
何もしてやれずにお前だけを残して先立つ愚かな父を許しておくれ。お前の父でいられて、私は幸せだったよ。さぁ、早く。どうか、幸せに」
言葉は終わりに向かうにつれか細く擦れていき、紡がれ終わるとほぼ同じく、男性の手は少女の手から滑り落ちた。
彼の生に未来は残されていない。
まだ息はあるが、ただそれだけの話である。
間もなく彼の魂が消えてしまうことなど、誰の目に見ても明らかだ。
無論、彼の手が離れた彼女の目にも。
彼の言葉を聞き終えた少女は、肩を震わせながら強く唇を噛み締める様子を見せると、すぐに小屋を飛び出て森へと向け走り出した。
行く宛ても無く、ただ言われるがままに東へ。
彼女は走り続ける。東へ、東へ、その先へ。
“地獄のような世界”から自らを救い出してくれる、誰かの元へ辿り着く為に。
だが、彼女の父であった男性の言葉は、祈りは―― 彼女自身の願いが叶うことも、報われることもなかった。
極度の栄養失調に陥っていたであろう少女はいつしか森の中で力尽き、倒れたのだ。
口を閉ざしたままの少女の声が聞こえる。
彼女の心の声が。
『私にはもう何も無い。
愛した故郷も、愛した両親も、愛した人も無く、想いを寄せた人からは拒絶され、大切だった親友も失った。
もはや誰からも必要とされず、誰にも受け入れられることも無い。
全てを失くした私はここで誰に看取られることも無く、この命が尽きるまで惨めな醜態を晒すだけとなった。
後に残るものはきっと、どこの誰かも分からなくなった“死体”だけ。
何を間違えたのだろう。
何が間違っていたのだろう。
それとも、“この世界が間違っていたのだろうか”。
今はもう、指先ひとつ、動かすことも叶わない。
自分が迎えるこの惨めな結末を笑わずにいられるだろうか。
優しく見守ってくれた母の眼差しと、生きろと言った父の言葉がこの頭を巡ろうとも、私は……
お父様、お母様。私は貴方がたの偉大な娘ではありませんでした。
貴方達が最期に抱いた願いを叶えることもなく、私はここで……』
そうだ。
彼女の言葉はいつもそこで途切れる。
そしていつもなら、希望を断たれた少女の囁きを最後に、悪辣な夢から目覚めるのが常であったのだが――
今日はどうやら違うらしい。
空虚な間が開く。
暗い森を見つめる瞳が閉じられ、景色がゆっくりと閉ざされようとしている。
『彼女の意思がそうさせるのか? それとも僕が答えを求めたから?』
フロリアンはこの夢、記憶の持ち主である少女のことを誰よりも深く知っていた。
『この景色、記憶―― この悪夢に彼女は囚われ続けてきたんだ。出口のない監獄、パノプティコンに閉じ込められるかのように、千年もの間、ずっと。
もう二度と、自らと同じ運命を辿る人間が現れないように。もう二度と、こんな辛い人生を送る人が生まれて来ないようにと、彼女は祈った。願った。“地獄の世界”の代わりに“理想の世界”の実現を』
導かれた結論。結果、結末こそが――
その時である。
いつも通り、フロリアンがこの夢の結末に彼女がどんな祈りを抱いたのかを思考する最中に“いつもと違うソレ”は現れた。
突如、黒い影が視界の全てを塞ぎ覆った。
低くしわがれた、男とも女とも知れぬ擦れた声が響く。
【人間。こんなところに、一人で?】
大地を震わせるような響き。
身体の奥底から込み上げる恐怖。
人が目にしてはならぬもの、触れてはならぬ神秘。
今、自分はこの世ならざる異形の姿を目の当たりにしようとしている。
ところが、夢の中に横たわる彼女にとってはどうやら捉え方が違ったらしい。
しばらくの静寂の後に、少女の声が聞こえた。
“どうかこの惨めな人生に意味のある終わりを”
沈みゆく意識の中で彼女は笑い、そして最後に言ったのだ。
『あぁ―― 貴女が、私の……』
* * * * *
彼女が言った直後、フロリアンは伏せていた机から飛び上がるようにして起き上がった。
椅子に座り、机に向かって考え事をしている最中でいつの間にか伏せてしまい、そのまま寝入ってしまっていたようだ。
額からは大量の汗が噴き出ており、見開かれた目を掠めてそれは次々に頬へ流れ落ちていく。
早鐘を打つ心臓の鼓動は自身の耳に届くほど激しく、呼吸は息切れしたまま、落ち着くことを忘れてしまったかの如く乱れていた。
知らず、フロリアンの目からは涙が零れ落ちる。
悲哀、憤怒、恐怖。ありとあらゆる感情が一気に押し寄せ、入り乱れ、頭の中がぐちゃぐちゃにかき乱されるかのようであった。
『これが全ての始まり…… 始まりであり、終わりであり、今も尚、続いているもの』
淡い橙色の光が暗い部屋に注がれる中、フロリアンは胸元で光を反射する黒い石を握りしめる。
未だ酷く激しい鳴動を続ける心臓の手前に垂れ下がる黒曜石。
それはミュンスター騒乱と呼ばれた事件の折に、マリアから贈られた大切なお守りであった。
悪意を払い、脅威を遠ざけ、如何なる災厄からも身を守る。強い祈りが籠められた石。
常に愛おしい彼女の姿を浮かべながら握り締める守護石ではあるが、この時ばかりはその石を作り上げたであろう人物の姿がまず脳裏をかすめた。
『夢の終わりに一瞬見えた、黒い影。姿形が見えなくても、まるで声質が異なっていても分かる』
夢の終わりに見た影の正体をフロリアンは悟っていた。
しかし、あのように禍々しい悪意を放つ“彼女”の姿など見たことも無い。
人々に神と讃えられ、いつしか悪魔と蔑まれた者。
その者の本当の名を知る者はいない。
それでも、黒い影は間違いなく【アザミ】と呼ばれる現代に残る唯一の神のものである。
『千年前、あの瞬間がマリーとアザミさんの出会いの時だったんだ。自身の死の間際に、自らの人生と世界というものに絶望したマリーは彼女と契約を交わし、“誰も傷付くことの無い理想郷の構築”を願った。千年王国の実現。人類すべてを新天新地へと導く偉業――』
それが本当に正しい人類の在り方であるのかは分からない。
しかして、それが間違いであるということも出来ない。
堂々巡りの思考がいつしか袋小路へ至り、出口の無い迷宮の行き止まりへと追いやられる。
かき乱された頭の中で、ぐるぐると回り続けた考えは結局、求めた答えを見出せぬまま。
フロリアンは自身を落ち着かせる為に深呼吸を繰り返しながら、椅子の背もたれに深く寄りかかり天井をぼうっと見つめた。
ここは天空城塞イデア・エテルナに用意された自分だけの個室。
アンヘリック・イーリオンでの最終決戦の折、神域聖堂ノトスにてアザミの影に取り込まれた末に導かれた場所だ。
此処に辿り着いて早くも2週間が経過した。
濃密な時間に過ぎ去った、ありとあらゆる一瞬の出来事が脳を駆ける。
自身の思い描いた理想を成就させる為に、新たなる世界の王として戴冠した“聖母マリア”と人類を統治する救世主、“機械仕掛けの神イベリス”。
起きた事実の全てをマリアの口から告げられた自分は、彼女から特に何を求められるわけでもなく、何を言われるでもなくこの場所に留まり続けている。
それが自らの意志によるものでないことは明らかであるが、かといって今の自分には“意志”と呼ぶべきものもない。
先ほどから頭を巡る思考がそうであるように、自分自身の答えが分からないのだから。
ただ、イデア・エテルナでの生活は実に快適なものだ。
美しく広い自分専用の部屋が与えられ、何一つ不自由なく生活をさせてもらっている。
何より、ここには自分の求め続けた理想の全てがあった。
愛するマリアと共に暮らす未来。
〈ずっと彼女と二人でいられるのなら、世界なんてどうなったって構わない〉
グラン・エトルアリアス共和国との最終決戦前に思ったことだ。
嘘偽りのない本音であったその願いは、今ここで叶えられている。
この場に在ることが自らの意志ではないと考えつつ、この場にあることに安らぎを感じてしまっている。
そうした矛盾した考えそのものが、今の自分の思考というものをより一層混沌とさせる原因となっていた。
『違うと言えば嘘になる。突き詰めれば、僕の意思がそうしたいからここにいる。ただ、それだけの話なんだ。きっと』
複雑な思いを抱いたまま、フロリアンは黒曜石のお守りを右手で握りしめる。
自分の心が分からないという苦悩。やがて思考の一切合切を放棄し、上体を起こすと左手で頭を抱え下に俯く。
しばらくすると、ふいに無機質なコール音が絶えず鳴っていることに気が付いた。
部屋に備え付けてある通信機へ目を向けると、小さなランプの明滅と共に一定の感覚で鳴り響くコールが確かに誰かからの連絡を告げている。
フロリアンは手で身体を支え立ち上がると、ぐらつく足元に力を入れ、壁伝いに歩きながらやっとの思いで通信機へと辿り着き、その応答ボタンを押した。
「はい」
短い返事を、一度だけ。
ホログラフィックモニターでビデオ通話も出来る代物だが、敢えて音声のみで応答した。
この城塞にいるのはマリアの家族とも言うべき、ごく親しい身内に限定される。
意味も意義も見出せぬ思考の中で焦燥に駆られ、乱れに乱れた生気の無い虚ろな表情を彼女の家族たる誰にだって見せるわけにはいかない。
少しの間を空け、スピーカーから年老いている割には実に快活な女性の声が返ってきた。
『ヘンネフェルト様。午後7時になりましたら夕食の準備が整いますので、その頃にダイニングへお越しくださいませ。マリア様もお待ちです』
「分かりました。早めに顔を出しましょう」
彼女の声は、今の自分にはいささか景気の良すぎる音だ。
少しばかり耳を塞ぎながらそう言ったフロリアンは、すぐに自ら通信を切断した。
『声の調子で、ばれたかな』
苦笑気味に思い、自らを鼻で嗤うような吐息を漏らす。
フロリアンがこのように思ったことには理由がある。
通話の相手がアキレアだったからだ。
聡明かつ、強固な信念を持つ正しき人、アキレア・マクブライド。
彼女は半世紀に渡ってマリアに仕えてきた使用人の長、家令である。
小耳に入れた話だと、彼女の前では主人であるはずのマリアや、真実の神であるアザミですら敵わないという。
誤った行いや、品性を欠く振舞いをしようものなら主君であろうと誰であろうと構わず、すぐに目の前で正座をさせられ、平然と1時間以上も続く彼女による説教が繰り広げられるというが、その“正しさ”の前には誰も逆らうことなど出来ないというのだ。
尚、この話をこっそり教えてくれたのはアネモネア姉妹の次女ホルテンシスである。
彼女はそわそわと周囲の目を気にしつつも、アキレアという女性がどういう人物なのかを端的に、しかして明解に教えてくれた。
ホルテンシスはアキレアによる説教の常連中の常連であり、イデア・エテルナに訪れて早々にも“余計な一言”を発したことがきっかけで雷を落とされたらしい。
『僕も気を付けないとな』
静かに自嘲の息を漏らしながらフロリアンは思った。
そこから視線を時計に向ければ、時計の針が午後6時を回った辺りを指しているのが見て取れる。
未だに意識がはっきりせず、時計盤の針や文字もぼんやりとしか見えていない。
ただ何となく見えるもので判断するしかないが、夕食に指定された時刻までにまだ幾分か時が残されていることは幸いであった。
『シャワーでも浴びるか。いずれにせよ、こんな顔をマリーに見せるわけにはいかない』
内心でそのように考えたフロリアンは部屋に備え付けのシャワールームへと足を向けた。
『いや…… 彼女にだけは、良いのかもしれない』
これまで思いもしなかった考えを巡らせながら部屋を歩く最中、床一面に敷かれた柔らかなペルシャ絨毯が素足に心地よさをもたらしてくれた。
踏みしめる度に足の裏から包み込むような温かな感触が伝わり、それだけで少しばかり心が癒されるような気にさえなってくるから不思議なものだ。
肌触りの良い感覚にフロリアンが安らぎを感じている時、ふいにある人々のことが頭を掠めた。
こうした心地の良い安らぎを与えてくれる、仲間達のことが。
『マークתの皆は今、どうしているだろうか。アンヘリック・イーリオンから無事に逃げられただろうか』
絨毯の上で脚を止め、ぼんやりと考えを巡らせる。
ノトスに到着し、アビガイルと言葉を交わして早々にアザミの影へと取り込まれてしまった自分は、マークתが今現在どのような状況に置かれているのか何も知らない。
分かることといえばそう。
アンジェリカや臣下であるテミスと激しい戦いを繰り広げた彼らは、最後まで誰一人欠けることなく第三次大戦の戦火を潜り抜けたということだけ。
これだけが、彼らに関してマリアから聞いた話の全てだ。
フロリアンは今も大切に身に着けているヘルメスへ手を伸ばし掛けるが、すぐにその手を止めてぶらりと下ろした。
『意味なんて無い』
プロヴィデンスがイベリスを通じて完全にマリアの手で掌握されている以上、ヘルメスを用いて彼らマークתに連絡を取ることなど不可能だ。
ただ、この時フロリアンの頭にあった考えとは“不可能だから連絡をしない”という類のものとは全く別の考えに基づくものであった。
いつもであれば“大事”だと思えるはずの仲間達に対する考えは、あっさりと頭の中から消え去っていたのだ。
『今の自分にはどちらでもいいことだ。気にすることじゃない』
そのはずだ。
なぜなら今、自分の目の前には夢にまで見た“理想”が広がっている。
マリアと二人で同じ道を歩むことが出来るのなら、これまでの何もかもが全て些事であるに違いない。
第三次世界大戦も、彼らとの記憶も、何も、かも―― 全て。
これが自分自身が望んだ夢、探し求めていた理想。
何もかも、自らの決断によってもたらされた“意志”。
待ち侘びた答えなのだから。
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