第10話 スリランカが経済破綻した理由
今回は選挙に関するお話。
日本の政治、暗い話題しかないですよね。
汚職だ利権だ前例主義だと、
でも海外に比べればこれでもまだマシなようで……。
第八話 豚肉はダメだけど豚骨スープはOK!?
https://kakuyomu.jp/works/16817330651429611758/episodes/16817330652601050070
で豚骨スープ飲んでたスリランカ人、シャーナカさんに聞いたスリランカの政治腐敗を語らせていただこうかと思います。
こんな話題、都知事選の前にやれって内容なんですが、わたしグズなもので時期を逃しました。スイマセンw
数年前、まだシャーナカさんが当店のスタッフだった時、スリランカは経済破綻しました。
当然のように暴動が起きて当時の大統領はようやく退陣(というか逃亡)。
この大統領、中国の
なんで99年なんでしょうね? そういえば
それだけじゃなくて、中央の良い場所は中華資本に乗っ取られてスリランカ人が参入できなくなっちゃってるらしいです。
日本も他人事じゃないですね。今ガンガン買われてますよ日本の土地や資産。
まあそれはさておき、なんでそんなひどい大統領がずーっとスリランカを支配できていたか、って理由ですよ。
これがビックリするほどひどかったんです。
シャーナカさんいわく。
「選挙の日になるとバスで
って言うんですね。よくよく聞いてみると大統領の政党のスタッフたちらしいです。
「その人たちがね、日本の千円くらいのお金をハイ、ハイと
それでバスに乗って投票所に連れていかれる。
『はいよろしくー!』
ってお願いされて投票して、また同じ大統領が選ばれる」
とか言うんですよ。
ダイレクトにお金を配るって言うんですね! 現職の大統領が!
「で、そのお金は中国から借りたお金」
私、この話をシャーナカさんから五回くらい聞いたんですけど、初回はあきれて天をあおぎましたね。
中国から借りたっていっても大統領個人の借金じゃないですからね。スリランカ国の借金ですからね。
国の金を着服して、その金で
経済破綻するほどひどい国の実情をほったらかしにして私腹を肥やしたんですよその下衆野郎は!
ちなみにスリランカに金を貸しているのは主にインド・中国・日本です。
日本は第二次大戦中に占領したいきさつがあって、昭和から平成にかけて支援をしていました(長くなるので割愛しますが、敗戦直後の日本はスリランカに恩を受けました)。
しかしクソ大統領が日本を捨てて中国に乗り換えたんですよ。アジア各地にこんな話いくらでもありますね。
以上はスリランカ人のシャーナカさんから直接聞いた話です。
シャーナカさんの言葉が嘘でなければこの地球で実際におこった出来事です。
日本もひどい状況だとは思います。
でも絶望するには早すぎますよ。だってまだ選挙で政権交代できる国なんだもの。
現在の投票率は毎回四割ていどでしょうか。
残り六割の有権者たちが投票すれば、この国はどうとでも変われるんです。
わたしたちの権利は一億分の一に切り刻まれたものなのであんまり実感わきませんけど、わたしたちはこの国を変える力を持っています、確実に持っています。
だから選挙に行きましょう。とっても大事なことなんです。
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