穴
ひかる
第1話
ある日、突然町の中心地付近に大きな穴が開いた。
その直径は、約100メートル、
深さ、10000メートルに及ぶ大規模なものだった。
陥没した所に建っていた建物は全て穴の中へ落ちてしまった。
政府はこの原因が何で起こったか調査する為、
エリートの物理学者を3人招集した。
1人はトンネルの穴掘りの専門家、生物科学者、地球物理学者だ。
その3人は穴の中へ、ヘリコプタで穴の底まで行った。
そこはジメジメした空間で空気がよどんでいた。
その地面には無数のアリがガサガサ動き回っていた。
直接の原因は、ありの巣が陥没したのだった。
普通はこんな巨大な穴が開くって考えられない。
でも巨大アリが居たら、それは可能かもしれない。
そこは深層地下鉄工事もしている場所と重なっていた。
陥没の原因はこの工事による地層の崩壊も原因の1部とされた
結局は突然変異したアリがこの事故の原因で
その調査に入った3人の学者は残らず、アリに食われてしまった。
政府はその穴を大型爆弾を穴にほり込んで埋めてしまった。
穴 ひかる @hikaru0661
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