感謝の気持ち、忘れてた稲垣進助
家族からも
ブラック企業からホワイトオールウェイズに転職してきた社員や新卒で入ってきた社員は数千、数万単位にもなって全国津々浦々の市町村に支店を作ったことによって社員の家族から感謝の言葉をかけられることが増えた。
三島社長のおかげで旦那がイキイキした顔を見るのは何年ぶりだろうか、ブラック企業で心身ともにやられていて何もやる気になかったのを助けてくれてありがとうと賞賛されるメールや手紙、社員旅行で飛行機や電車、バスで移動している時に伝えられる。
その言葉を聞いて自分の夢が叶った気がして嬉しい。安い商品は魅力だがそれで社員に激務を強いていたり、サービス残業やハラスメントをしているようではダメだと生まれ変わる前の三島蒼唯自身が感じていたから。
紆余曲折があったもののホワイトオールウェイズを会社として維持できているのもここまで大きくなれたのも蒼唯だけで成し遂げられたとは全く考えていない。
高校時代に弓道の日本代表として共に戦った森舞莉矢ちゃん、犬山奈緒ちゃん、大宮遥華ちゃん。そして横須賀食品で同期、同部屋として共にオリンピックにも出場した里奈ぴょんこと横山里奈ちゃん。
そして辞めた時に豪邸に
その一方で元オリンピック選手でもある三島蒼唯にアーチェリーを教えてもらいたい、弓道をやらせたいという保護者や子どもたちが多くいることに感動をする。
とはいえ練習場をどうするかを考えていて車がないと行きにくい郊外よりも多少高くても主要の駅付近に作って誰でも通いやすいようにすることにする。
その結果、多くの応募者で場所によっては全員を受け入れることが出来ずいるために別の教室を案内をするなどをしていた。駅チカなら電車に乗っていけばそこに行けると考えた結果だった。
弓道やアーチェリーを始めてみたいと思ってくれるのはやっていた身としてはそう思ってくれるのが嬉しいし、実際に初めてくれるのが泣くほど嬉しくて試合があると聞くと実際に観に行けなくても結果をコーチを通して聞いたりしていた。
同じ弓道・アーチェリークラブの直接対決となると複雑な気持ちでいる。それでも結果が出るのがスポーツで勝者、敗者共に次に向けて頑張るようにとコメントをしている。
習い事として弓道やアーチェリーをしている子もいれば上の世界を目指して
その中から蒼唯のように世代を代表する選手となって世界大会やオリンピック選手が生まれたらどれほど嬉しいだろうか、考えただけでも嬉しい。夢に向かって頑張れと常に心の中で応援をしている。
蒼唯の次なる夢はなんだろうか。ブラック企業で働いて過労で病院に行き、存在をなかったことにしていたが過去に戻ることが出来たのは
もしこの魂が再び無くなってしまっても稲垣進助の様にブラック企業で働く人や困っている人がいればタイムトラベラーとなって過去にやり戻す手伝いをしたいと考えていた。やり直すキッカケになったらなと改めて感じた。
過去に戻れたら 佐々蔵翔人 @kochan884
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます