職員室転移 第二部 登場人物中間紹介3
※第二部第二章終了時点まで物語が進んだ状態での紹介文です。
そのため、ネタバレを含みますのでご注意ください。
カッコ内の年齢は年末時点でのものです。
・
・八乙女
N津市内でいわゆる町中華、大衆食堂「
少しだけ無口だが人の好い性格。
昔は涼介か京介に店を継がせたいと思っていたこともあったが、
今は自分の代で閉めても構わないと考えている。
・八乙女
涼介と京介の実母であり、征志郎の妻。
夫と共に「八龍」を切り盛りしている。
・八乙女
本人たちは知らないが、両親共に黒家の「枝」である。
涼介のように偶然、両親が三家に連なる者の場合、
現在はエレディールにいる。
・八乙女
高校を突然中退し、ごく簡単な置手紙を残して失踪。
以降ずっと音信不通のままだったが、
大晦日の夜に突然、実家である「
・
・朝霧
かつては小学校教諭だったが、
彰吾との結婚を機に退職し、専業主婦となった。
彰吾の行方不明に心を痛め、床に伏せってしまうが、
同じ境遇にある
銀条会のボランティアに参加できるまでに回復した。
・朝霧
彰吾と静子の息子。くるみの実兄。
(株)銀河不動産N津支所の社員。
F市の自宅から自動車通勤している。
同じ会社で勤務する
軽口を叩き合う間柄になっている。
鏡
心惹かれるようになり、交際に至る。
今では家族ぐるみの付き合いといっていいほどになった。
とても気のいい青年で、お人好し。
・朝霧くるみ(17):朝霧家長女
彰吾と静子の娘。暁の実妹。
ボクっ娘。暁のことは「おにい」呼び。
県立富士
料理家政部に所属しているが、
父親の失踪事件以降は休部している。
昔からおさんどんや動植物の世話が大好きであり、
家のインコの世話もよくしている。
年の離れた兄である暁のことを頼りにしているが、
ブラコンというほどではない。
彰吾のことは尊敬しており、
理想の父親だと思っている。
・
・鏡
千歳の夫。志桜里の実父。
現在エレディールにいる。
・鏡
龍之介の妻。志桜里の母親。
家政士の資格を持っており、家政婦として働いている。
その中で「こども茶寮~するが~」のことを知り、
ボランティア活動に興味を持つ志桜里に紹介した。
失踪事件で夫を失い、
強い衝撃を受けるが事件の特殊性を理解し、
志桜里に二日間だけ時間をくれと言って泣き暮らした。
その後は内心はともかく、
心を強く持って毎日を送ろうと決意。
娘と朝霧暁の交際を喜び、彼の家族とも交流するように。
・鏡
龍之介と千歳の一人娘。
静岡葵大学の一年生。
さらに、上野原玲や檜山讃羅良と同じ
静岡
しかし彼女たちとの面識は全くない。
潔癖な性格。正義感は強い。
母親に「こども茶寮~するが~」のボランティアを紹介され、
通い始めるが、特にボランティアサークル等に
加入している訳ではない。
ライトノベルが好きであり、
父親である龍之介に勧めたこともある。
ショックを受けているのにも関わらず
前を向こうとしている母親を見て感銘を受け、
自分もめそめそしてばかりいられないと、
頑張ることを決意した。
こども茶寮~するが~で知り合った暁に好意を持ち、
少しずつ仲が進展。
いつしか暁の実家にも顔を出すようになり、
くるみとも知り合う。
・
・天方
聖斗と理世の父親。さくらの夫。
沼津市内のIT企業(モデルは特になし)に勤める技術者。
趣味は料理。特にオリジナルカレー作りに
キッチンを時々スパイスまみれにしてさくらに睨まれている。
・天方さくら(36):
聖斗と理世の母親。陸の妻。専業主婦。
おっとりしているが芯は強く、
困っている人を見かけると放っておけない。
・天方
陸とさくらの娘。天方聖斗の実妹。
甘えん坊だがしっかりものでもある。
兄が大好きで尊敬もしている。ブラコン気味。
転移事件が起きる前は、
短い期間ではあるが、
転入してきた
事件後、在校生は近隣の学校に一旦移動させられ、
理世は隣の三原小学校に編入された。
ベーヴェルス
回復するまで甲斐甲斐しく世話をした。
母子にとても懐いていた。
・天方
今岡小消失事件に巻き込まれ、
エレディールに転移することに。
当時下校した筈の彼と
なぜ学校に戻り、職員室に向かったのか、
その理由はまだ明らかになっていない。
・ベーヴェルス家
・アルカサンドラ・ベーヴェルス(32):エレディール人
今岡小学校消失事件に際して、
入れ替わる形で日本に転移してきた女性。
髪はレッドブラウンのボブスタイル。
瞳は紺碧色。身長173cm。
通称「サンドラ」。
彼女と後述する息子のエルヴァリウスは、
エレディール西方にある禁足地外縁部の
生活していた者たちの
転移後に地下に閉じ込められ、
地上に這い出た彼らは天方さくらと理世に救われ、
窮地を脱することが出来た。
そのため二人とも天方家の三人には深い恩義を感じている。
天方理世の誘拐未遂事件を受けて、
これ以上天方家に迷惑をかけたくないと思った母子は、
その夜中に置手紙を置いて天方家を出奔。
着の身着のままで彷徨い、
警察に追われながらも最終的には
銀条会に
現在は銀条会の本拠地である京都の屋敷で暮らしている。
・エルヴァリウス・ベーヴェルス(16):エレディール人
アルカサンドラの息子。
髪はダークブラウンで母親のものより少し暗い色。
身長182cm。通称「リウス」。
母親と共に転移現象に巻き込まれ、
今岡小校庭の地下に移動してきた。
優しい心の持ち主で、
地下から脱出する時に既に力尽き、
動けないでいる母親を背負って地上まで上ったり、
放浪中に体調を崩した母親を気遣い、
健気に世話をしたりと、
優しいだけでなく芯が強く、
ちなみにであるが、八乙女涼介はもちろん、
サブリナたちはエレディール共通語のことを
「ノアロ・ヴェルディス」と言うが、
ベーヴェルス
「エレディエルディス」と言う。
・静岡葵大学の学生たち
・
上野原玲の同級生。
静岡葵大学教育学部学校教育国語科専修。
身長189cm。上野原と並ぶとものすごい身長差になるので
よく
本人たちは大して気にしていない。
玲に恋心を寄せているのだが……
彼の目の前に現れた
彼の心の多くを占めるようになりつつあるらしい。
残念ながら気付いていない。
・
上野原玲の同級生。
静岡葵大学教育学部学校教育家庭科専修。
身長170cm。
四人の中では常識人だと自負しており、
基本的にツッコミ役。
迅が好きなのだが、
彼は玲が好きだとうすうす感づいていた。
そして彼女に対する東郷慶太郎の気持ちには、
こちらも残念ながら、まるで気付いていない。
愛車はプジョーのスクーター、ジャンゴ125cc。
色はチョコレート。愛称はスージー。
スージーの由来は、
花恋がチョコレートスムージーが好きだから。
スムージーだと名前としては変なので「スージー」に。
由来を知っている迅と慶太郎は、
あえて「スムージー」と呼ぶ。
・
上野原玲の同級生。
身長170cm。
気弱だが芯は強いタイプ。
物事を冷静に、
花恋のことが好きだが、
彼女の気持ちにも迅の気持ちにも気づいており、
その上で自分がどう振舞うべきか悩む。
それでも、花恋への想いを捨てられずにいる。
一年浪人しているので、
迅たちよりも年は一つ上だが、
しかし年上という雰囲気は全くなく、
玲を含めた三人とも同い年の感覚で
慶太郎と付き合っている。
・
・上野原
上野原玲の実父。日向の夫。
自身の姓名が長くて苦労したことから、
自分の子どもには同じ苦労を味わわせたくないと考え、
娘二人の名前を付けた。
妻の日向とは、職場の同期であり、
つまるところ職場結婚。
静岡県東部にある電機メーカーの総務部長。
・上野原
朔太郎の妻であり、上野原玲の実母。
優しい人柄であるが、
娘二人に対して礼儀等厳しく躾けている。
夫と同じ電機メーカーの総務部法務課で働いていたが、
結婚後は総務部人事課へ異動。
後に退職して、今は専業主婦。
共働き時代に、銀条会のこども茶寮~するが~に
娘たちを預けていたこともあり、
今でも時間が許す時にはボランティアとして働いている。
・上野原
朔太郎と日向の娘。
上野原玲の実姉。既婚者。
隣のF市で小学校教諭を勤める。居住地もF市。
夫は上野原
上野原家には娘しか生まれなかったため、
婿取りをした。
夫の晴比古は男ばかりの三兄弟だったので、
婿入りに関して幸いなことに両家で
大きな問題にはならなかった。
子どもはまだいない。
・上野原
上野原凜の夫。旧姓
叶家の三男で、上野原家に婿入りした。
F市在住。
妻の凜と同様、F市で小学校教諭をしている。
・上野原
朔太郎と日向の娘。凜の実妹。
今岡小学校で教育実習中に転移に巻き込まれ、
エレディールへ。
静岡葵大学教育学部学校教育国語科専修四年生。
仲良しグループを形成していた。
玲は中学受験で、
S市内にある中高一貫校の女子だけの学校――
私立静岡三葉学園の中等部、高等部に電車通学しており、
檜山讃羅良とはその頃に知り合った。
エレディールでは、八乙女涼介に対する淡い想いと、
彼に絶対的な信頼を寄せる
気持ちを大きく揺さぶられている。
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