第五章 第18話 来校
リィナです。
……進む道の
最近、りょーすきたちと
もうしばらく歩けば、
私に
――とうとうこの日がやって来たんだ!
だって……
何十年、もしかしたら何百年もの間、誰も立ち入ったことのない場所――――
――
禁足地になってる、
「あ」
私の
「見えてきたね」
「
前を歩く人たちが、正直言って
今までだったら、姿を見ることすら
――私たちの先頭を、
その後ろを
続いてリューグラム様の
――
いつも
で、そのリンデルワール様は護衛の四人と一緒に、
護衛の人たちは、それぞれ
でももう森も抜けそうだし、いいのか。
――ホントだ、見えてきた。
前に一度だけ見た、あの
その横に立っているのは……りょーすきと、んーと……きょーこだ。
――どんどん、近づいてくる!
そして森が切れて……私の目の前にはいつか見た
りょーすきが歩いてきた。
そして
「
◇
「ラーシュよ」
「は」
ディアブラントは
「この
「わたくしにも、
「
「確かにアムジール
「今頃じいさまは、どのような
どうやら学校側は十三名を一度に運ぶだけの「車」を手配出来なかったようで、一台にリンデルワールら五人、もう一台にリューグラムたち四人が乗り、先んじて目的地を目指していた。
残りの四人については、先頭車がリンデルワールたちを
「これからの三日間は、心して過ごさねばならないな」
「と、申しますと?」
「
「それは……そうでしょうね」
「その
「はい」
二人の感想を背に、何を思うのか。
エレディール共通語は全くと言っていいほど分からない
しかし、前方のみを
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