善性

寝る前に世界のみんなの幸福を

祈る時だけ善人で在れる


適当に生きていたいよ夜明けまで

君と駄弁ったあの日みたいにさ


頼ってよ、満足しないでいい、

私キミの予想よりいい女だよ


自意識の手網がどうもゆるいから

愛が涙腺伝って零れる


バスの窓快晴の青

こんなにものどかな日なら

歩いてもよかった

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