王道ですが、やはりそれがいい。
特に1話などは、この先の展開をワクワクさせるようなエピソードで、個人的に好きでした。
1話目の大切さってホント大事だなぁと、勉強になります(笑)
そしてそれから続く物語ですね。主人公ユーマに降りかかってくる災い。打ち払うバトルシーン。引き込まれます。
最終章はめちゃくちゃ熱い。ここまで読み続けてきた人は、きっと一気読みしてしまうでしょう。
タイトルの幻影の扉含め、いわゆる超能力者たちの存在にも、ちゃんと意味、理由があります。
それらが次第に明るみになっていく物語は、いつの間にかこちらを夢中にさせます。
王道だからこそ読める安心感もありますね。
ホントに面白いバトルファンタジーです!
面白いんですが「超常人」の設定が少し難しいんですよ。この作品。だから、それで挫折する人多そうですが、大丈夫です。丁寧に読んでいけば理解できますから。ただ、「速読」とか「流し読み」されると「理解する」のはつらいです。なので、落ち着いたところで、ゆっくり読んでください。特に「前半9話」大事です。じっくり読んでください。
物語としては、なんとなく7話くらいから世界観が分かり始めて、10話くらいから「おぉ」となるって感じなんですよね。いつも私がレビューに書くんですが「前提」とか「世界観」が徐々に広がってく物語って「カクヨム」だと「不当に評価」が低いんですよね。それが本当に納得いかないです。
いいですか、これは必ず「10話」まで読んでください。9話までは「チュートリアル」みたいなもので、物語が動き出すのは「10話」からです。そして、ここから一気に面白くなります。「最終決戦」の「序破急」なんて鳥肌ものなんですから!