第4話 ネット民にも真実を!

俺はインターネットを使ってネット民として異世界を無双する!


第四話 ネット民にも真実を!


あの決闘以来俺はそれぞれの訓練を受けていた。


「ベガスさん!少し休憩しませんか…!」

「何を言ってる!あと二百回だ!頑張れ!お前ならできるぞ!」

ベガスさんとは主に護身術を学んでいる。どことなく日本の柔道と似てる気が。受け身や投げ技などを一日三百回を三セット行った。

ハッキリ言って地獄だ。



「これ、あと何時間やるんですか?」

「そうだねー。まだ光の強さが一定じゃないから、ざっと五時間かなー。ほらほら喋ってると心が乱れるよ!」

「はぃー。。」

ニカさんとは日々、光魔法の特訓をつんでいる。光の強さを一定にし自由に操れるまでやるそうだ。

ハッキリ言って地獄だ。



「サエラさん!もう限界です。。」

「足を止めてると捕まるぞ。はいタッチ。」

「あー。また捕まった〜。。早すぎますよ」

「まだまだだな。あと十回やるぞ!」

「えー。」

「はいスタート!」

サエラさんとは鬼ごっこをしてます。サエラさんの瞬歩に追いつかれるまで走る。

ハッキリ言って地獄だ。


この他にも色んな訓練をした五年。


「すっかり成長したな!もう俺らから教えることは無いだろう。」

「えー。まだやりたい」

「我儘を言うでない、お前ももう十一歳だろ」

「今日は私たちからの卒業宣言だ」

「お前の両親にも伝えなければな。広間に集合と伝えてくれ」

家族をはじめ国王陛下に師匠が広間に集まった。

サエラが皆に礼をする。

「ルイ・ベルセルクよ。貴殿はサエラ・テュール、ベガス・マグニ、ニカ・アルフヘイムの訓練を成し遂げたことをここに宣言する。」

 みんなが拍手してくれる。

「ありがとうございます。皆さんのおかげで強くなることが出来ました。この力を使い魔人クロム討伐の糧としたいと思います。」

またもや皆が拍手する。

国王が前に出る。

「ルイよ。よく頑張ったな。まさかこの三人の訓練をやり遂げるとは。。ちなみに俺は途中で逃げたぞ。まぁこの話は置いておいて、君にはハワード王国の代表としてハワード王国と友好関係を結んでいるシリオ王国にさっそく向かって欲しい。」

「シリオ王国にですか!分かりました。」

「シリオはここハワードの南に位置する。出国は明日の朝だ。準備しておくように。皆の者、今夜は宴だ。我が城に招待いたそう。」

「明日か。。」



〜宴会場〜

「さぁー飲め飲め。ルイ君と一緒にいられるのも今日が最後だぞ!」

皆が宴を楽しんでいる。もちろん俺もだ検索 目の前の食べ物 

検索検索:アルゲンの炭火焼き

「美味そうだな!」

俺はうたけに満足してた。その時

「ルイ。ついてきなさい」

父から告げられた。外には家族が待っている。

「ルイ。お前は明日ハワード王国から去る。私たちもついて行くことは出来ない。最悪の場合、明日が最後の出会いとなるかもしれん。いいか、どんな時でも幸せな一時を忘れるな。私たちから離れてもお前はベルセルク家だ。愛してるぞルイ。」

「兄さん。もう会えなくなるのですか?」

弟と妹が俺を見る。

「安心しろ。絶対に帰ってくるよ。」

皆の目には涙が溜まっていたが我慢した。

「さぁ。宴を楽しもう。」

「うん。」


宴が終わり、皆が自室に戻った。

「明日か。」

俺はため息を吐く。正直、行きたくない。こんなにも暖かい場所は現世ではなかった。

コンコン。

「ルイ。私だ。入るぞ」

父が入室した。

「お前に話がある。これは父さんの昔の話だ。ハワード王国がマモンという悪魔に乗っ取られてたという話は知っているのか?」

「はい。師匠達が倒したのですよね。」

「あぁ。そのはずだった。サント帝国がハワードに侵攻しているのは知っているだろ。サントは何年も前は魔法も先端技術も何も無かった。しかし、ここ数十年で飛躍的な進歩を遂げた。あやつらは、新たな文明を作り出し空飛ぶ船や兵器を作り出した。これがどういうことかわかるか?」

「つまり、マモンは生きていてサント帝国を操っていると。。」

「そう。恐らくマモンはサントで実権を握っている。気をつけなさい。お前もいつかサントにいくことになる。

話は以上だ。ちなみにシリオはいい所だぞ。今まで訓練の日々だったんだ。観光してくるがいい。」

父がさる。

さっそく俺は検索した。

検索: マモン サント帝国

検索結果:「マモンは現在、サント帝国皇帝であるパセ・レガーメとして姿を隠しています。」

やっぱりか。父の話は本当か。。とりあえず眠ろう。明日はシリオか。。


~完~






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俺はインターネットを使ってネット民として異世界を無双する! アキナ @Akina0624

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