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本音で殴り合おうの会にご参加くださり、ありがとうございます。
まず僕自身の話になってしまうのですが、僕は歴史全般にまっっったく詳しくありません。中国史はおろか、世界史日本史もよく知りません。歴史と古典が嫌すぎて理系に逃げたぐらいです。ので、歴史の知識は三年前の中学生レベルで止まってるし、なんならほとんど覚えていないことを前提に、本音を受け取ってください。
総評としては、「面白い! けど、めっちゃ疲れる」です。
まず疲れるってところから。これはさっき話したように、自分が中国史にちんぷんかんぷんなせいなのですが、読むのにすごい労力を使いました。会話シーンは全然大丈夫なのですが、説明とかはまじで英文、その中でも小難しい評論文を読んでいるレベルに集中力が必要でした。少しでも気を抜くと、文字は読み進めているのに頭に入ってなくて、それに気づいた時に数行戻ってまた読み直すってことが頻出しましたね。
さらにプロローグの序盤がそれだったので、「あっ、これ自分には無理かも」って正直思っちゃいました。読者層の選別としては満点なのかもしれませんが、もう少し万人受けがしたいのなら要改善かなと。用語の説明があったため完全に理解不能とまでは行きませんでしたが、焼け石に水って感じでした。
ですが、先述したように会話が混じると読みやすかったです。祟りに幻覚を見せられる時とかはドキッとしましたし、キャラの濃い士匄たちのわちゃわちゃも読んでて楽しいものがありました。クスッと笑えるところもあって、そういうところのおかげで読みづらさはありつつも、最新話まで至れるほど面白さも感じましたね。
ミステリ要素は、これはファンタジー世界観でのミステリーの宿命だと思うのですが、なんでもあり感が若干あって、その層(ミステリー好き)を満足させるほどのものではないと思います。自分はオカルトコメディとして楽しみました。
中国史好きだったら、さらに楽しめたのかなぁと思うと少しもどかしいです。まあ学ぼうとは思わないのですが笑 やはり歴史は苦手です。
と言っても、この作品の続きは気になったのでフォロー失礼します。もちろん登場人物のあれやこれも全く知らないので、先入観なしで読めるっていう利点を楽しみたいと思います。
あと誤字報告を。5話目のサブタイトル「碌ななこと」になってます。
以上です! ありがとうございました!
作者からの返信
たくさんの批評、ありがとうございます!
歴史に全く興味ない方に『いっそ異世界』感覚で読んでいただくことが理想のはずなのに、全然できていない己の力不足をとても感じました。
指摘された、特に冒頭を読み返し、ご助言考えるに
評論文→つまり小説になっていない→キャラが動いていない
という気づきを得ました。
実際、専門的な用語の説明があってマシ、会話が挟むと読みやすい、とのことでしたので
冒頭は
主役に命ずる父親という会話シーン
父親のところに賄賂をねじ込むため何度も通う貴族のシーン
をきちんとキャラ行動としてえがくことで、論文のような部分がマシになるかもしれない、となりました。説明的な冒頭に悩んでもいたので、ご指摘とてもありがたいです。
中国史興味ない方に中華ファンタジー感覚でお読みいただきたいというのは強くございますので、知らないけど面白いから続きを読む、は最高の褒め言葉、ありがとうございます。これを期に興味を持ってもらいたい、ではなく、おっしゃるとおり、オカルトコメディを楽しんでいただきたいと書いてます。
ミステリーというには本格的にお好きな方には全く物足りない、しかし謎解き的な内容であると私もちと悩みながら、ミステリー?的な作品説明をしてましたが、オカルトというお言葉、それー!となりました。拝借させていただきます。
地の文を精査しつつ、ブラッシュアップして、続きをがんばります。
怪異でコメディを目指してるので、ドキッとかクスッとしていただけて安心しました、一番安心しました。
そしてキャラが濃いもありがとうございます。性格や言動は元ネタあるとはいえかなり自分で作ってるもので、嬉しいです。
そして誤字報告ありがとうございます。本当にありがとうございます。
しかいさんがかなり便利に&気軽におじいちゃんを呼び出してたんだろうなと、笑ってしまいました(*'ω'*)
でも、ちゃんと大切なことは教えてくれる素敵なおじいちゃんだと思います!