シンギュラリティ後の社会主義・資本主義

おわりに

本研究の目的は「シンギュラリティ後の社会主義・資本主義について考察し、国民がより幸せになる方法を追求すること」であった。その結果、以下の点が明らかになった。第一に現在の資本主義の問題点は「格差を生み出してしまうこと」。第二に現在の社会主義の問題点は「人間をだめにしてしまうこと」。第三にシンギュラリティ後の資本主義については、資本主義ではシンギュラリティが起きても現在の資本主義の問題点「格差を生み出してしまうこと」が解決できない。第四にシンギュラリティ後の社会主義については、社会主義は労働力の本質を「善」と考えるためAIと社会主義は共存することができる。以上の結果からシンギュラリティ後にAIと共存できる経済システムは社会主義だと分かった。

本研究の社会的意義はシンギュラリティ後は「国民を幸せに」という政府共通の目標はどうなるのかということである。

最後に、今後やってみたいことを1点だけ書く。

それは、シンギュラリティ前、今の時代のAIと共存できる経済システムである。

今の資本主義社会はAIを最大限活用できていないと思った。