第6話 幸せが消える時*
無理矢理場面(R15)です。そのような描写が苦手な方はご注意ください。
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(ん・・・なんだか寒い・・・)
ステファニーは硬い床が背中に当たって痛く、肌寒さを感じて目が覚めた。途端に唇に何か表面がカサカサした感触のものがむぎゅっと当てられ、目を開けたのにすぐ目の前に何かあって見えない。一瞬経って見知らぬ男がたった今自分にキスをしたと気づき、ステファニーは絶叫した。
ステファニーにキスした男は、ジャクリーンを殴った大男のようだった。その男以外にも4人もの男がその場にいた。全員、目と口部分だけに穴が開けられた布を頭と顔に巻き、髪の毛の色や顔がわからないようにしていた。
大男は、ステファニーを全裸で硬い床の上に組み敷き、情欲と残忍の光が映る灰色の瞳で彼女を射抜いていた。他の男達も欲情した目つきでステファニーを凝視していた。ステファニーはいやらしい目線から身体を隠したかったが、両手は頭の上で縛られていて隠せずなかった。脚は縛られていなかったが、大男が股の間に入り込んで脚を閉じられなかった。
「いやーっ!見ないでぇーっ!」
「おーっと、お嬢さん、静かにしてくれよ。――おい、猿轡をよこせ」
大男は、布を持ってこさせてステファニーの口に布を噛ませた。
「舌を噛み切られたら困るからね。生き恥をさらしながら生きていって欲しいって依頼なんだよ。悪いな」
ステファニーは脚をバタバタさせようとしたが、男達に押さえられてしまった。
「お嬢さんはこれから俺に純潔を捧げるんだ。悪く思わねぇでくれよ。ほんとは眠ったままやってあげたかったんだけどよ、最初だけは意識がある時に絶望を味わいさせろっていう鬼畜な依頼だからさ。2人目からは眠らせてやるから安心しな」
「んんんーっ!んんんーっ!んんんんんー!」
「抵抗しても無駄だよ。かわいそうにな。俺だってもてないわけじゃないから、嫌がる女とやる趣味はホントはないんだ。でもいい報酬もらえてこんなイイ女の初めてをもらえるなら悪くはない」
ステファニーのわずかな抵抗の試みも空しく、純潔は散らされた。激痛と恥辱がエドワードとの将来がなくなったことを思い知らせ、ステファニーは絶望した。だが激痛と拒否感にも関わらず、媚薬がステファニーに快感を与え、なお一層嘆きを深くした。
大男が達した後、例の湿ったハンカチがまたステファニーの鼻と口に当てられて気を失った。その後、4人目の最後の手下が終わった時は小屋に来てからもう1時間以上経っていた。5人全員事を終えると、気を失っているステファニーをそのまま小屋に残して賊5人は去った。
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