応援コメント

8-8聖」への応援コメント

  •  こんにちは。

     ああ、良いですね。自分に縋る極上の男。たまりません。そりゃあかすみも光がドバァー!です。この光りの奔流を見て、橙吾は安心したのかな。

    「走り火」の表現が気に入っていただけたようなので、もう少し詳しくお伝えしておきますね。

     5ー3「逃走」です。

     紅葉の巨樹に立ち、不躾な眼差しで安是男を見下ろす、禍々しくも美しい男。
    (おまえらに聞かせてやろう。これだけのことが言えるかよ。)と安是男へ見せつけんばかりに、自分の女への愛を口にする。
     その歌は閨の睦言でもあった。
     愛してるゆえ、自分の女の心を、もっと絡め取るための歌……。

     かすみ燃ゆ。

     その歌の全貌を橙吾が口にした瞬間。
     紅葉の向こうの夜空、見下ろす橙吾の背後、左から右に、火炎が夜空いっぱいに刹那の早さで走り、赤光に橙吾の肩が照らされ、かすみの横に意識があり、橙吾を見上げる私の頬も赤光に照らされ、私の頭がくるくる回りはじめました。

     ───私、詠む。返歌、詠む。
     返歌をくるくる考えずにはいられません。

     ね? なかなか鮮烈でしょ?
     間違いなく、坂水さまの物語の返歌です。
     ああ、愉しい……読書が美味しいです……。

  • すごいです。圧倒されます。

    作者からの返信

    お、おありがとうございます。
    でもこっからまたド派手に!ねちねち!!行きますよ!!!
    (と、ハードルを上げて自ら首を絞める)


  • 編集済

    あ、あ、これは‥無垢な不気味さ‥言ってることがちくはぐな不穏さ‥‥ついていけないけどどうしようもないくらい惹かれる‥‥やばいくらい滾りましたありがとうございます。ご馳走様です(?)

    作者からの返信

    Twitterではどうも。ふふふ。
    今作は一つのテーマとして、愛した相手が変わって(狂って)しまったら、というのがあるんですけど(その逆も)、ここの燈吾はまた狡いですね。本当狡い。狡いオブ狡い。
    私もおまえみたいに生きたいよ、とつい思ってはならないことを思ってしまいます。いや、奴には奴なりの苦労が……でも狡い……
    あ、もう数時間で『青野君』が配信される……楽しみ過ぎる。