切なく、美しく、残酷な物語。

作品の雰囲気にあてられて、酩酊したような心地です。

読後、これからどうなるんだろうなと哀しくなりました。

ずっとずっと、完璧な二人の世界のままそこにあってほしいけれど、おそらくそうはいかないだろうなと。

わずらわしい世間の雑音から遠く離れた場所に逃げて欲しいとまで思ってしまう。

短編でここまでできるとは、羨ましい表現力です。

最後に。
切なくも美しい、酔うような心地を与えてくれる素敵な物語をありがとうございました。

作者様の今後のご活躍を期待しています。