続きが気になる終わり方をしています。彼女の正義で報われるのは誰なんだろう、と考えさせられますね。
この作品が短編であるということを知りつつ読み始めたのですが・・・この先どうなるんだろう?結構壮大なお話っぽいけど??どうやってまとめるんだろう???と、いろんな意味でハラハラ・ドキドキな展開。そしてラストには意表を突かれました。これまで読んだことが無い展開で、とても新鮮でもありました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(165文字)
探究者の男が大規模な組織の闇に気付き、復讐に立ち上がる物語。作りこまれた世界とある種族の悔恨、ドラマ。壮大な物語の冒頭とも思えるようなスケールでしたが、最後は開かれた終わりとなります。きっとこのあとにストーリーが続いたとしても、主人公は別の人になるのだろうなと思います。そういう、読者の創造力に働きかける世界とストーリーでした。