広大で偉大な、命の伊吹。

旅のお話です。
タイトルの通り、三国志の聖地を巡られます。
ですが話の内容としては歴史のうんちくを語るものではありません。
そこで感じた風土、文化や人々との触れ合いを中心に綴られています。

その中で、人を通して見るからこそ三国志の世界を生々しく感じられ、沼にずぶずぶ沈んでいく気持ちも大きく共感出来ます。

最後の締めの章節も含め、筆者さんの心が、感じた世界がありありと描かれています。
とっても素敵です。

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