読んでいる時、短編小説新人賞を受賞された都の錦さんのパッチワークを想起させられました。 青暗いベランダに二人、夜空の下で夜景の光を見ている様子が目に浮かびます。小説のクライマックスが、訳も分からず苦しくなりました。まるで語り手の気持ちに共感しているかのようにです。 この短編好きです。