第2話
3月17日
無料の衛星放送「Dlife(BS258)」が開局[c 8]、衛星デジタル放送(BS)は、NHK(HD2)と無料放送(HD9)・有料放送(HD17・SD1)・ラジオ(1)・データ(1)・セーフティネット(SD7)の38チャンネルとなる。
東武伊勢崎線業平橋駅、「とうきょうスカイツリー駅」に改称。
タイタン国に潜入していた残間は、同国の情報長官・ノーブル(覆面男)から、ハーロン&ヒールと共にタイタンの反政府ゲリラ『ブラッド』を率いるフロンから、彼らが隠し持つ大量の資金を奪ってほしいと依頼された。逗子の洋上に船を浮かべ、そこで違法賭博や売春で資金を稼ぐフロン一味を追って日本にやってきた3人は、フロンに逗子の縄張りを荒らされて頭に血がのぼっていた国松と共闘してフロンの資金を奪うべく、変装して彼らの船に乗込む。しかし、船の中の金庫には現金はなく、暗号らしき文の書かれた紙が一枚入っているだけだった。
『〜➰』
3月18日 - 東北観光博覧会が東北地方の6県で開催(2013年3月31日まで)。
残間は久々に県警本部に顔を見せた。
「生きていたのか?」と、竜崎。
「心配してたんですよ」と、呂宋。
「幽霊じゃないですよね?」と、菜奈。
残間は経緯を話し、紙を皆に見せた。
「〜はチルダ、➰はループだな」
呂宋は記号に詳しい。
パソコンで『チルダループ』を調べたら、逗子市にある派遣会社であることが分かった。
3月23日 - 証券取引等監視委員会、AIJ投資顧問による企業年金資産消失問題について、金融商品取引法違反を理由とし強制捜査に着手。
核爆弾の遠隔操作を研究している逸見博士が、何者かに誘拐された。早速捜査に乗り出したと菜奈と警視庁の残間は、ナチ思想を絶対視する目羅が率いる『チルダループ』の犯行であることをつかむ。菜奈は『チルダループ』の秘密基地をつきとめ潜入するも捕らえられてしまう。そして、『チルダループ』は地球上のあらゆる核を爆発させることができるメビウスの設計図を手に入れて装置を完成させ、手始めの実験として逗子東にある原子炉の遠隔爆破を計画する。
3月26日 - 東京電力柏崎刈羽原子力発電所が運転停止したことにより、国内で稼働中の原子力発電所が北海道電力泊発電所3号機のみとなる。
菜奈が目を覚ますと隣には逸見の死体が転がっていた。頭を銃で撃ち抜かれていた。どこかの倉庫らしい。
目羅は沖田浩之に似ていた。
「余計なことばかりしてくれるよ。おまえもそいつみたくしてやる」
そこに竜崎が現れた。
目羅は銃を竜崎目がけて撃ったが、竜崎はビクともせずペンナイフで目羅の首筋を描き切った。
驚くことに菜奈のかつての夫、嵐山が『チルダループ』で働いていた。
闇に叫べ!2 逗子殺人事件 鷹山トシキ @1982
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