追放ざまぁ? ループ物? 流行りの要素を組み込みつつ、全然テンプレじゃない展開が続きます。
意外過ぎるストーリーに引き込まれたい方は、あらすじを読まずに本編を楽しむのがおすすめ!
主人公とヒロイン、二人とも個性的で一癖も二癖もあるキャラなのがまた楽しい。
しかも相思相愛の二人が繰り広げる会話劇に、つい頬がゆるみます。
一応、チート能力が開花する最強ジャンルの一派だと思うのですが、主人公の能力というのがピンチをチャンスに変えるものなので、「絶体絶命キター! 次はどんな能力を手に入れるかな!?」とワクワクできます。
良い意味で軽く楽しく読み進められる一級の娯楽小説に仕上がっていますので、まずは気軽に3話くらい読んでみましょう!
つい1話、もう1話と読み進めて止まらなくなりますよ。
テンプレのざまぁ系かと思いきやそうではない作品。主人公が「不死の呪い」にかけられて「デュラハン」になるのですが、なんというか、主人公の性格が「明るく」て、悲壮感がないんですよね。だから、結構、気楽に読める作品です。
ただ、ちょっと設定がヤヤコシイですので「ステータス表示」を見慣れている「ラノベ」をよく読む人じゃないとつらいかな?という気はします。あ、でもでも、お話自身は難しくないです。慣れてないと見にくい程度のお話です。
このお話「冒険譚」として読むよりは「コメディ」として読む方が、私はしっくりきます。頭を空っぽにして、作者の紡ぐ世界を「あびるように」受け入れる。これがこの物語の楽しみ方だと思います。小難しいツッコミは禁止ですよw
主人公がもっと癖のある人物かと想像していたのですが、話すことの筋が通っていて、逆に驚きましたw
初期導入ももっと派手にいくかと思いきや、パーティをまとめる者として言うべきことを言ってたので・・・
言われたほうも言われたほうでダークサイドに落ちたほうが頼りになるのでは、という疑問が浮かび、真剣でありながらつい笑ってしまうコミカルな作品になっています!
今現在読んだ時点まででは、聖騎士としてかなりまっとうに努力してきたように見えるのですが、物語が進むとダースベーダーもびっくりなほどに、ごりごり暗黒面が強化されていくのが、無常すぎて笑えますw
かなりひさびさに直球の朝チュン描写も見ることができ、応用だけでなく、基本もしっかり押さえられているこの物語みなさんも一度目を通してみてはいかがでしょうか!