イギリスのファンタジー系の児童小説を読んでいるような錯覚に陥りました。
読み進めると、ハウリッドのファンタジー映画のシナリオかと思うほど、美しい情景が目に浮かびます。繊細な描写により、登場人物がその美しい情景の中で活き活きとしていました。
主人公や登場人物の謎が中盤以降に解明されてゆくのですが、そこに至るまでの展開がとても面白かったです。
プロローグとエピローグを含めて43話の作品を、毎日少しづつ味わって読了しました。お気に入りを読み終えてしまい、今は寂しい気持ちでいます。
たっぷり楽しませていただきました。ありがとうございます。