第2話
若林クジラ🐳🐋🐋🐳🐳は人間🧑🧑🧑なのに
見かけがクジラなために、色々な弊害を
被っていた。
「カットしてください」
ヘアーサロンでもいつも一苦労していた。
「カットしてください」
「どこを?」
店員が明らかに不審なものを見るような
目になった。
「カットしたいんですよ!お金💰💰💴💴は
払います」
クジラ🐳がそういうと、店員が小馬鹿に
したように😀笑い始めた。
「アナタには髪🦱がない。われわれはカットも
せずに、お金だけとることはできません」
「じゃあ、こうしましょう。ワタシがアタマから
吹いた潮を髪に見立ててもらって、切ったこと
にしてもらう。それでどうですか」
クジラ🐳が条件を提示した。
「それは、できません。お客様。我々は
あくまでも、髪を切ることを前提に
お金をいただいております。ですから」
「わかりました。またこれからもよろしくお願いします。お客を何人か連れて来ます。
約束しますよ」
クジラ🐳🐋🐳はそういうと、ヘアートニック
だけをアタマにつけてもらって、1000円を
払い店を出た。
カズキ フカザワ短編集(アナタになんかわからない) @uwm54213
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