当然、読者のみなさんの顔は見えない。喫茶店のメイドなら客の顔を見ながら、いろいろと対応を考えることも
できるだろう。しかしネット小説ではそんなこともできない。せめてさまざまな情報を寄せ集めて、分析もどき
のことでもするくらいがせいぜいだ。
ボクはネット小説を書くとき、まったくプロットを立てない。プロットを立てていては、読者のスピードについていけないと考えているからだ。
読者のスピードというのは、うまくいえないがつまり
流行の追跡のようなものかもしれない。
ともかく、これからも地道に試行錯誤を繰り返しながらより高みに行く努力を続けるようにしていきたいと思います。