この小説、面白い。初めて読んだ瞬間からそう思いました。
元旦に始まる、ちょっとアホな恭介くんと、博識で毒舌の葵ちゃんの、同棲カップルのお話。二人の会話で読み進めていきます。
一話が大体300~500文字ほど。手ごろにスラスラと読み進めることが出来ます。
しかも二人の会話はテンポが良く、くすっと笑えて、読んでいて楽しい。流れるように彼氏に毒を吐く葵ちゃんと、何でだよ!? と言う恭介くん。たまにラブコメらしく、きゅんっ!! と来る展開もあります。てぇてぇぜ。
そして葵ちゃんの解説で、その日に少しだけ詳しくなります。
ぜひ周りの人に、葵ちゃんの様に解説をしてみてはいかがでしょうか?
……話は変わり、レビューを書いている現時点(12/19時点)で、その日付から察せるように、もうすぐ年末。つまり、もうすぐ元旦。
この話が始まるのも、元旦。
そう、リアルタイムに合わせて読んでみてはいかがでしょうか? かく言う私も、ちょっとやってみたいと思っています。
この世界のどこかで、恭介くんと葵ちゃんが、「○○記念日」と共に仲良く過ごしている。そう考えると、少し、いや、かなり楽しくなること間違いなし!!