確かな知識に裏付けられた民俗学とキリスト教の要素が絡み合う作劇に合わせて、佐強くんの因習村系の和ホラーと父三人のスプラッタトーチャー映画風の洋ホラーが並行するのが素敵です。
刑事は怒りと悲しみの般若面、傲慢に乗り気な彼は常にひとより高い位置に飾られ幸運をもたらす狐面、本来ひとを救う立場だけど裏の顔がある医者は特別な儀式にしか使われない翁面なのかなと思いました。ゆっくりですが続きも楽しく拝読いたします。
自分は鴉紋さんが好きです。父親になってくれ……。
作者からの返信
コメントありがとうございます! お読みいただき感謝至極。
「おれはこういうパパが好きなんだ……」詰め合わせハッピーセットです、お楽しみいただければ何よりの作者冥利に尽きます。
君も鴉紋パパの雄っぱいに抱かれてハッシャバイしよう!
人はあやまちを犯した時、多くは「足を踏み外した」と表現される。実際、人生とはつまずきの連続で、上手く足運びステップを取り繕わなくてはならない。
その取り繕いが巧みなら、踊っているようにさえ見えるだろう。そう、幸せな人はみんなダンスを踊っている。幸せな人は。
これめちゃくちゃいい文章ですね?
俺の人生も踊ってるように見えねえかなあ~~~~~!
作者からの返信
でしょ~~~~? このへんは自分が読んできた作品へのリスペクトでもあるんですが、自分なりにまとめられたなあと気に入っています。言及嬉しい。
踊るように見えるんじゃない、見せるんだ! と言いたいですが、しぃるさんいつもお疲れさまです……。