2転3転する衝撃的な展開と、振れ幅の大きなセカイの変化が魅力的な物語でした。頭の中で描いた光景が、何度も塗り替えられる感覚になります。壊れてしまった人物、壊れる前の人物、強い意志を持ち続けた人物、それぞれの登場人物がうまく描けていて、だからこそ最後の「彼女」がくれた言葉が心に残りました。
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