連載お疲れ様です。
完結おめでとうございます!
結奈さんと創太くん、ウイスキーの熟成のように、美しく綺麗になって行きましたね。もう雪割草ではないだなんて、素敵なことですよ。五十年寝かせると年ふるごとにきっとより素敵なご夫妻になられると思います。その中で、色々な思いもされるでしょう。けれども、この『ふたりの記念日』、これから祝って行くのかな。乾杯をして。私も農学部ですが、醸造は専門ではなく、小説の表現において、作者様の力なのでしょう、とても豊かな読み応えを感じました。北海道も行ってみたいです。
素敵なお話をありがとうございます。
作者からの返信
いすみ静江 さま
もったいないお言葉たくさんありがとうございます。
書き出す際は何のプロットもなく、ただひたすらに昔の思い出を浮かびながらスタートしていました。北海道の小樽~余市は雪深い北国の里。でも、冬景色は最高なひと時。
よかったら、一度訪ねてみてください。きっと、感激すると思います。
ウィスキーを寝かせた分だけ、初恋から大人の愛情にまで変化していく。そんな印象を抱きましたが、何よりも雪割草の存在感が際立っていました。ウィスキーと金木犀の香りで女性の匂い立つイメージを繋げつつも、その姿は雪割草のままで、二段咲きや三段咲きもあれば、さらには千重咲きもあるという。最初は「はにかんだ」イメージも、歳を経て「華やか」に変化していった姿が、彼との会話の中で垣間見れたような気がしました。
とても面白かったです★★★
作者からの返信
愛宕平九郎 さま
ご丁寧なコメントありがとうございます。最後までご覧いただき、感謝、感激です。
金木犀の香りが好きなので、ウィスキーの描写に重ねさせていただきました。
情景が浮かんできました。
良かったです。(^^)