それぞれが守るべき場所  お題 東京諦め

ここをを突破されると東京。東京を守ることが、私たちが絶対に防衛しなけらばならいない、場所を守ることに繋がる。

「奴らは、九州にある日突然、空から降ってきたらしい。そして今は、東京の目と鼻の先にいる」シクラがラジオから手にえれた情報を披露した。

「東京諦め、防衛線をさらに東に移す。っての本部の方針らしい」補給のドライバーのコウジが言った

「そんな馬鹿な。東京諦めなど! 誰が言ってるんだ? 我々は東京を死守する!」シクラが顔を真っ赤にしながら言った。

「その通りだ! シクラ守ろう」俺がシクラに同情した

「そりゃ……だけど」そうコウジが言い終わる前にシクラが声を挙げた

「恋人は亡くなった。でも東京にいるだ! 出会いも東京だ!ここが墓場で俺は良い!俺にとっての大事な場所なんだ。命より」

「みんな大事な場所がある。命より大事な場所が」シラクのあとに続いて俺がいった

「お前さんは東京は関係ないんだろ?ここで東京を守れば自分の地方が守られるから戦いに参加してるんだって?」

「そうだ!とても大事な場所! 日本の要! この国の頭脳! 心臓!そこを守るんだ!」

「どこだ?議事堂?」

「そんなところはどうでもいい!海ほたるだ!我々は海ほたるマニアの会だ」俺がいった

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即興小説集 猫又大統領 @arigatou

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